時半じはん)” の例文
やがて時計とけいが、十一時半じはんになろうとしたときです。ゴウ、ゴウといってあらたに電車でんしゃがつくと、まもなく人々ひとびとが、ばらばらと階段かいだんりてきました。
夕焼けがうすれて (新字新仮名) / 小川未明(著)
たとへば、それがあさの九であつたと假定かていして、丁度ちやうど其時そのとき稽古けいこはじめる、時々とき/″\何時なんじになつたかとおもつてる、時計とけいはりめぐつてく!一時半じはん晝食ちうじき
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
うらへ一時半じはんあひだのぼりであるが多少たせう高低かうていはある。くだりもある。喇叭らつぱく、くて棧道さんだうにかゝつてからだい一の停留所ていりうじよいたところわすれたが此處こゝ熱海あたみから人車じんしやりちがへるのである。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
上野うへのつたのが六時半じはんである。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かならず、七時半じはんむかえにくるといさむちゃんがいったから、もうきて、ごはんべなければなりませんでした。
お母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
かないだらう、多分たぶん』と帽子屋ばうしやつて、『おまへおもとほり一時半じはんまでつゞけられるさ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
「だって、いさむちゃんは、七時半じはんにくるといったもの。」
お母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)