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搭載
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たふさい
ふりがな文庫
“
搭載
(
たふさい
)” の例文
去
(
い
)
にし
年
(
とし
)
秋
(
あき
)
のはじめ、
汽船
(
きせん
)
加能丸
(
かのうまる
)
の
百餘
(
ひやくよ
)
の
乘客
(
じようかく
)
を
搭載
(
たふさい
)
して、
加州
(
かしう
)
金石
(
かないは
)
に
向
(
むか
)
ひて、
越前
(
ゑちぜん
)
敦賀港
(
つるがかう
)
を
發
(
はつ
)
するや、
一天
(
いつてん
)
麗朗
(
うらゝか
)
に
微風
(
びふう
)
船首
(
せんしゆ
)
を
撫
(
な
)
でて、
海路
(
かいろ
)
の
平穩
(
へいをん
)
を
極
(
きは
)
めたるにも
關
(
かゝ
)
はらず
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
其頃
(
そのころ
)
弦月丸
(
げんげつまる
)
が、
今迄
(
いままで
)
に
無
(
な
)
い
程
(
ほど
)
澤山
(
たくさん
)
の、
黄金
(
わうごん
)
と
眞珠
(
しんじゆ
)
とを
搭載
(
たふさい
)
して、ネープルス
港
(
かう
)
を
出發
(
しゆつぱつ
)
して、
東洋
(
とうやう
)
に
向
(
むか
)
ふといふのは
評判
(
ひやうばん
)
でしたが、
誰
(
たれ
)
も
世
(
よ
)
に
恐
(
おそ
)
る
可
(
べ
)
き
海蛇丸
(
かいだまる
)
が、
竊
(
ひそ
)
かに
其
(
その
)
舷側
(
そば
)
に
停泊
(
ていはく
)
して
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
直
(
たゞ
)
ちに
軍艦
(
ぐんかん
)
「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」に
搭載
(
たふさい
)
して、
同時
(
どうじ
)
に
暗號電報
(
あんがうでんぽう
)
をもつて、
松島海軍大佐
(
まつしまかいぐんたいさ
)
は
本國
(
ほんごく
)
政府
(
せいふ
)
よりの
許可
(
きよか
)
を
受
(
う
)
け、
來
(
きた
)
る二十五
日
(
にち
)
拂曉
(
ふつげう
)
に
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
と
相
(
あひ
)
會
(
あ
)
ふ
可
(
べ
)
き
筈
(
はづ
)
の
橄欖島
(
かんらんたう
)
の
方向
(
ほうかう
)
を
指
(
さ
)
して
進航
(
しんかう
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“搭載”の意味
《名詞》
搭載(とうさい)
兵器、物資のたぐいを積み込むこと。
(出典:Wiktionary)
搭
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
載
常用漢字
中学
部首:⾞
13画
“搭”で始まる語句
搭乗
搭
搭乗員
搭乗者
搭舞
搭乗将校