“敦賀港”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つるがかう50.0%
つるがみなと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にしとしあきのはじめ、汽船きせん加能丸かのうまる百餘ひやくよ乘客じようかく搭載たふさいして、加州かしう金石かないはむかひて、越前ゑちぜん敦賀港つるがかうはつするや、一天いつてん麗朗うらゝか微風びふう船首せんしゆでて、海路かいろ平穩へいをんきはめたるにもかゝはらず
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
越前の敦賀港つるがみなとの沖へ乗り出すと、大昔、地震のためにすべり込んだ一村が、そっくり、山も、森も、林も、そのままで海の底に落着いているそうですね、天気の大へんによい日
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)