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手加減
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てかげん
ふりがな文庫
“
手加減
(
てかげん
)” の例文
それで
被害者
(
ひがいしや
)
の
方
(
はう
)
の
噺
(
はなし
)
も
極
(
きま
)
つたのだから
此
(
こ
)
の
上
(
うへ
)
は
警察
(
けいさつ
)
の
手加減
(
てかげん
)
に
俟
(
ま
)
つより
外
(
ほか
)
に
道
(
みち
)
は
無
(
な
)
いのであるが、
不在
(
ふざい
)
であつた
主人
(
しゆじん
)
は
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
も
歸
(
かへ
)
らない。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
泣いてもわめいても
手加減
(
てかげん
)
をしちやならねエ。あの女は大變な女だ。二つ三つは打つても構はないから、諸人への見せしめ、存分にやつてくれ
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そこでは、梅子が
如才
(
じよさい
)
なく、代助の過去に
父
(
ちゝ
)
の
小言
(
こごと
)
が
飛
(
と
)
ばない様な
手加減
(
てかげん
)
をした。さうして談話の潮流を、成るべく今帰つた来客の品評の方へ
持
(
も
)
つて
行
(
い
)
つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
自分
(
じぶん
)
の
考
(
かんがえ
)
で
勝手
(
かって
)
に
手加減
(
てかげん
)
を
加
(
くわ
)
える
訳
(
わけ
)
にもまいりませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
さうして
被害者
(
ひがいしや
)
から
事實
(
じじつ
)
が
相違
(
さうゐ
)
したといふ
意味
(
いみ
)
の
取消
(
とりけし
)
を
出
(
だ
)
せばそれで
善
(
い
)
いといふことにまで
運
(
はこ
)
びがついた。
微罪
(
びざい
)
といふので
其
(
その
)
筋
(
すぢ
)
の
手加減
(
てかげん
)
が
出來
(
でき
)
たのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
色
(
いろ
)
は
普通
(
ふつう
)
黒
(
くろ
)
であるが、
手加減
(
てかげん
)
次第
(
しだい
)
で
赤
(
あか
)
にも
青
(
あを
)
にもなるから
色刷
(
いろずり
)
抔
(
など
)
の
場合
(
ばあひ
)
には、
繪
(
ゑ
)
の
具
(
ぐ
)
を
乾
(
かわ
)
かす
時間
(
じかん
)
が
省
(
はぶ
)
ける
丈
(
だけ
)
でも
大變
(
たいへん
)
重寶
(
ちようはう
)
で、
是
(
これ
)
を
新聞
(
しんぶん
)
に
應用
(
おうよう
)
すれば、
印氣
(
インキ
)
や
印氣
(
インキ
)
ロールの
費
(
つひえ
)
を
節約
(
せつやく
)
する
上
(
うへ
)
に
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
減
常用漢字
小5
部首:⽔
12画
“手加”で始まる語句
手加减