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取消
ふりがな文庫
“取消”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とりけ
50.0%
とりけし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりけ
(逆引き)
けれども人形は一
向
(
こう
)
鳴
(
な
)
きませんでした。さあ甚兵衛は
弱
(
よわ
)
ってしまいました。でも一
度
(
ど
)
いいだしたことですから、
今
(
いま
)
さら
取消
(
とりけ
)
すわけにはゆきません。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
社會的
(
しやくわいてき
)
に
觀察
(
くわんさつ
)
すれば、
嫁
(
よめ
)
にもらひ
手
(
て
)
のない
女文士
(
をんなぶんし
)
の
救濟家
(
きうさいか
)
(この一
句
(
く
)
、
失言
(
しつげん
)
、
取消
(
とりけ
)
し。こんな
事
(
こと
)
もあらうかと、
初
(
はじ
)
めに、
皆
(
みな
)
美人
(
びじん
)
だと、
御世辭
(
おせじ
)
をいつておいたのだが)
長谷川時雨が卅歳若かつたら
(旧字旧仮名)
/
直木三十五
(著)
取消(とりけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
とりけし
(逆引き)
私の所へ直接にはかけ合わなかったけれども、当時私の下働きをしていた男に
取消
(
とりけし
)
を申し込んで来ました。それが本人からではないのです。
私の個人主義
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
今更子供の
取消
(
とりけし
)
も出来ないので、困つた事をしたものだと、
可愛
(
かあい
)
らしい顔を
顰
(
しか
)
めてゐたが、
仕合
(
しあわせ
)
と
小才
(
こさい
)
の利いた男が
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
取消(とりけし)の例文をもっと
(4作品)
見る
“取消(取消し)”の解説
取消し(とりけし)とは、ある行為についてそのなされた過程に問題があることを理由としてそれを遡及的に無効とする旨の意思表示。取消しをすることができる権利を取消権、取消権を有する者を取消権者と呼ぶ。ある法律行為を法律で規定された者(取消権者)の意思表示によって、行為の当時にさかのぼってなかったことにするものであり、取消権は形成権である。
(出典:Wikipedia)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取消”のふりがなが多い著者
ウィリアム・シェークスピア
直木三十五
長塚節
柳田国男
夏目漱石
薄田泣菫
豊島与志雄