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取消
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とりけ
ふりがな文庫
“
取消
(
とりけ
)” の例文
けれども人形は一
向
(
こう
)
鳴
(
な
)
きませんでした。さあ甚兵衛は
弱
(
よわ
)
ってしまいました。でも一
度
(
ど
)
いいだしたことですから、
今
(
いま
)
さら
取消
(
とりけ
)
すわけにはゆきません。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
社會的
(
しやくわいてき
)
に
觀察
(
くわんさつ
)
すれば、
嫁
(
よめ
)
にもらひ
手
(
て
)
のない
女文士
(
をんなぶんし
)
の
救濟家
(
きうさいか
)
(この一
句
(
く
)
、
失言
(
しつげん
)
、
取消
(
とりけ
)
し。こんな
事
(
こと
)
もあらうかと、
初
(
はじ
)
めに、
皆
(
みな
)
美人
(
びじん
)
だと、
御世辭
(
おせじ
)
をいつておいたのだが)
長谷川時雨が卅歳若かつたら
(旧字旧仮名)
/
直木三十五
(著)
さっそくそんなまちがった命令を
取消
(
とりけ
)
したという話で、これも
我邦
(
わがくに
)
へは支那からはいってきたらしいが、もとの起こりは
印度
(
いんど
)
であり、『
雑宝蔵経
(
ぞうほうぞうきょう
)
』という仏法の
経文
(
きょうもん
)
のなかに
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ロミオ それ、また「
追放
(
つゐはう
)
」と! えゝ、
哲學
(
てつがく
)
め、
腐
(
くさ
)
りをれ!
哲學
(
てつがく
)
でヂュリエットが
出來
(
でき
)
、
市
(
まち
)
が
移
(
うつ
)
され、
領主
(
りゃうしゅ
)
の
宣告
(
せんこく
)
が
取消
(
とりけ
)
さるれば
知
(
し
)
らぬこと、
哲學
(
てつがく
)
が
何
(
なん
)
の
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
つ、
何
(
なん
)
にならう? もう
聽
(
き
)
かぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
“取消(取消し)”の解説
取消し(とりけし)とは、ある行為についてそのなされた過程に問題があることを理由としてそれを遡及的に無効とする旨の意思表示。取消しをすることができる権利を取消権、取消権を有する者を取消権者と呼ぶ。ある法律行為を法律で規定された者(取消権者)の意思表示によって、行為の当時にさかのぼってなかったことにするものであり、取消権は形成権である。
(出典:Wikipedia)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付