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塁
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るい
ふりがな文庫
“
塁
(
るい
)” の例文
旧字:
壘
そこへ、七回のうら、
R
(
アール
)
クラブの
最後
(
さいご
)
の
攻撃
(
こうげき
)
で、
最初
(
さいしょ
)
の打者、
岩田
(
いわた
)
が、安打で一
塁
(
るい
)
に出たのだ。
応援団
(
おうえんだん
)
が色めきたったのもむりはない。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
床几
(
しょうぎ
)
を、展望のよい、頃合な所に置かせて、そこから味方の善照寺の砦、中島の砦、鷲津、丸根の
塁
(
るい
)
などを、地形的に頻りと
按
(
あん
)
じ顔に
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あの人の
塁
(
るい
)
を
摩
(
ま
)
そうと目標にされるような、大女優にして残したかった。こういうのも貞奴の舞台の美を愛惜するからである。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
下に二神あり、一を
鬱
(
うつ
)
、一を
塁
(
るい
)
と名づく、並びに葦の
索
(
さく
)
を執って不祥の
鬼
(
き
)
を伺い、得ればすなわちこれを殺すと。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
彼は
是迄
(
これまで
)
一冊の詩集と三冊の旅行記とを出版したがその文章と云い、観察と云い、玄人の
塁
(
るい
)
を
磨
(
ま
)
していたので
喇嘛の行衛
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
首さえなければ、犯人の鑑別がつかず、したがって兄弟や家の者に
塁
(
るい
)
を及ぼさないですむという意味である。
探偵小説の「謎」
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
砲
塁
(
るい
)
や他の艦が、それと気づいた頃にはおそく、本艇は、白みゆく薄闇を
衝
(
つ
)
いて、
唸
(
うな
)
りながら
驀進
(
ばくしん
)
していた。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
やはり
鶴屋南北
(
つるやなんぼく
)
以来の
焼酎火
(
しょうちゅうび
)
の
匀
(
におい
)
がするようだったら、それは事件そのものに嘘があるせいと云うよりは、むしろ私の申し上げ方が、ポオやホフマンの
塁
(
るい
)
を
摩
(
ま
)
すほど
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
告白型という点で近代作家は狂人の
塁
(
るい
)
を
摩
(
ま
)
している。
流浪の追憶
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
ぼくは、きのうの
星野
(
ほしの
)
くんの二
塁打
(
るいだ
)
が気にいらないのだ。バントで
岩田
(
いわた
)
くんを二
塁
(
るい
)
へ送る。これがあのとき、チームできめた
作戦
(
さくせん
)
だった。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
「また直義さまも、孤軍の味方も、箱根の一
塁
(
るい
)
を枕に、立ち腹切るか、斬り死にか、いずれともみな最期の途をえらぶでしょう」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もうその
間
(
あいだ
)
は十幾年になるが、一人として彼女の
塁
(
るい
)
を
摩
(
ま
)
したものはないではないか。それは誰れでも自信はあるであろう。貞奴に負けるものかとの自負はあっても、他から見るとそうは許されぬ。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
一
塁
(
るい
)
では、ランナーの
岩田
(
いわた
)
が足をそろえて、ぴょん、ぴょんと、はねている。足ならしをして、
走塁
(
そうるい
)
の
準備
(
じゅんび
)
をしているのだ。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
佐々と前田の戦争は、ことしも吉例のように四、五月頃から諸所に兵火をあげ、相互に、一
城
(
じょう
)
一
塁
(
るい
)
を奪いあって、
馬蹄
(
ばてい
)
にかからぬ
田野
(
でんや
)
もなかった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
連戦十五日のうちに、蜀の
塁
(
るい
)
を踏み破ること七ヵ所、戦って勝ち抜くこと十五度。すでに桃江から三百余里の間に、一兵の敵もないじゃあないか。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれど、敵は官軍の名に誇り、いまや三万におよぶ大兵を
擁
(
よう
)
すにいたり、お味方はといえば、からくも箱根山中の一
塁
(
るい
)
二塁にしがみついて、孤軍、必死のふせぎにあたっておりまする
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秀吉は、
多芸郡
(
たきごおり
)
の要所に、後日のための
塁
(
るい
)
を築かせて、十三日、
大垣
(
おおがき
)
まで帰った。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
聞達
(
ぶんたつ
)
が第二の新手をくりだしておりますから、一そうそれを強めるため、城壁にはさらに
塁
(
るい
)
をかさね、砲石、
踏弓
(
ふみゆみ
)
、
火箭
(
ひや
)
、目つぶし、あらゆる防禦物を揃えて、守備に怠りないことです
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水をふくんだ縄ばたきを持った兵が近くに落ちた
火箭
(
ひや
)
をすぐたたき消している。正成は歩いて、ひがし足場の松尾
季綱
(
すえつな
)
と、西足場の
神宮寺正師
(
じんぐうじまさもろ
)
、そのほかの
塁
(
るい
)
へむかって、初めてこう号令した。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ことごとくみな絶好の楯であり壁であり石垣であり
塹壕
(
ざんごう
)
であり
塁
(
るい
)
である。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
誰かに、呶鳴りつけられて、あわてて畳の
塁
(
るい
)
へ
屈
(
かが
)
みこむと
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“塁”の意味
《名詞》
(ルイ)野球のベース。
(出典:Wiktionary)
塁
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“塁”を含む語句
堡塁
孤塁
堅塁
壕塁
塁壁
城塁
塁壕
塁濠
築塁
古塁
敵塁
本塁
土塁
防塁
塁砦
支塁
砲塁
本塁盗塁
残塁
欝塁
...