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古塁
ふりがな文庫
“古塁”の読み方と例文
読み方
割合
こるい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こるい
(逆引き)
金剛の細道を幾うねり登ッて、今日でもあまり山容の変っていない千早の
古塁
(
こるい
)
に立ってみればすぐうなずかれるにちがいない。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それに、真上にもあるような、やや、大小を交えて、たとえば、
古塁
(
こるい
)
の砲台のあととも思われる、峰を切崩して、四角に台を残した、おなじ丘が幾つも、幾つもある。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼は
参河
(
みかわ
)
ノ
国
(
くに
)
額田郡
(
ぬかだごおり
)
の郷士であって、永禄六年九月、一向宗徒が乱をおこしたとき、
大津半右衛門尉
(
おおつはんえもんじょう
)
、
乙部八兵衛尉
(
おとべはちべえじょう
)
らと共に一揆の徒にくみし、野羽の
古塁
(
こるい
)
に
拠
(
よ
)
って反旗をひるがえした
死処
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
古塁(こるい)の例文をもっと
(3作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
塁
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“古”で始まる語句
古
古今
古渡
古河
古市
古風
古家
古物
古文書
古代
“古塁”のふりがなが多い著者
吉川英治
山本周五郎
泉鏡花