“厳:やか” の例文
“厳:やか”を含む作品の著者(上位)作品数
三遊亭円朝3
内田魯庵3
吉川英治3
橘外男2
谷譲次1
“厳:やか”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸8.1%
文学 > 日本文学 > 日本文学1.9%
文学 > 日本文学 > 戯曲0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
殿「富彌、余りやかましく云わんがい、窮屈にさせるとかえって話が出来ん、成程立派じゃなア、昔の勇士のようであるな」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
女「はい有難うございますが、余り長く居りますとやかましゅうございますから、又御用がございましたら」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
黄成鎬 大きな声は困りますよ。ここいら露助の憲兵がちょいちょい廻って来てやかましいんでね。
恩師の食道楽に感化された乎、天禀てんぴんの食癖であった乎、二葉亭は食通ではなかったが食物くいもの穿議せんぎがかなりやかましかった。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
「ブルメナウ君! 兵員にやかましく言って墓に入れさせんでくれたまえ! 聞け、みんな!」
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
無論食通ではなかったが、始終しじゅうかなりやかましい贅沢ぜいたくをいっていた。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
早「うん、それはうだね、七日の間は陰服いんぷくと云って田舎などではえらやかましくって、蜻蛉一つ鳥一つ捕ることが出来ねえ訳だから、然ういう事がある」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
が、ざ何処かへ何か食べに行こうとなるとなかなかやかましい事をいった。
斎藤緑雨 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
「今朝ほどから、山淵右近が、そちが無礼のかどを挙げて、やかましゅう訴えて来おる。——したが、他の者のはなしでは、そちの大言にも、一理はあるらしいゆえ、なだめつかわした」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、うそぶいているか、もっとやかましい親の場合は、
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あんた、大分でえぶ顔の色が悪いが、詰らねえ心に成ってはいけませんよ、一人のお父さまを見送らねえうち貴方あんたの身体ではえから、たとんなにやかましいたって
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
もっとも一字の師恩、一飯の恩という事もあり、主従師弟のやかましかった時代だから、両者の関係が漸く疎隔して馬琴の盛名がオサオサ京伝を凌がんとすると京伝側が余り快く思わぬは無理もないが
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
往来で放歌ほうかをすることは、近頃大分だいぶやかましくなったが、ある意味からいうと許してもよさそうなものだ、というのは、淋しい所などを夜遅く一人などで通る時には、黙って行くと
死神 (新字新仮名) / 岡崎雪声(著)
「先生はやかましい?」
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「……さればこそ、おぬしらにも平常、野には住むとも、を怠るな、身をいましめよ、弱きをたすけよと、やかましく沙汰してあるに……。何ぞ知ろう、血のつながるおいめが、今なお、性根を改めずに、町人の家へせて、夜盗を働いておろうとは!」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長「紀伊國屋の大将をかえ、それはいけねえ、どうしてやかましい、茶屋へでも知れた日にゃア大騒ぎだ、それはいけねえ、私共わっちどもあがる処のチョン/\格子なら、あのお多福と見立替みたてがえという事が出来るけれども、只ぎょくを二つ払えばいという訳にはいかねえから、それはいけねえ」