“手厳”のいろいろな読み方と例文
旧字:手嚴
読み方割合
てきび94.1%
てひど5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「悪いことが流行はやり出した、ここは表通りではないけれど、そのうちには何か集めに来るだろう、その時は手厳てきびしく断わってやる」
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ここに電気商岩田京四郎は非常な不利な立場となりカフェ・ネオンの頻繁ひんぱんな電気工事の詳細について手厳てきびしい訊問じんもんが始まった。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
もしわれらの如き文学者にしてかくの如き事を口にせば文壇はこぞって気障きざ宗匠そうしょうか何ぞのように手厳てひど擯斥ひんせきするにちがいない。