“てきび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手厳47.1%
手酷29.4%
手嚴23.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに電気商岩田京四郎は非常な不利な立場となりカフェ・ネオンの頻繁ひんぱんな電気工事の詳細について手厳てきびしい訊問じんもんが始まった。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
……それがさながらに悪魔の智慧ちえで計劃された復讐のように残酷な、手酷てきびしい時機と場面を選んで来た事はトテモ偶然と思えない。
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
私の名刺が一枚、卓子テエブルの上に置いてあつたので、これが目につくと私の名が二人の間に持ち出されましたが、二人共に私を手嚴てきびしくやつゝけるだけの機智や精力の持合せはありやあしない。