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てひど
ふりがな文庫
“てひど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
手酷
55.6%
手苛
14.8%
手痛
11.1%
手甚
7.4%
手非道
7.4%
手厳
3.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手酷
(逆引き)
それについて内部の事情を知らない「世間」から氏はかなり
手酷
(
てひど
)
い攻撃を受けたが、私達は氏の如き感情に
饒
(
ゆた
)
かな、理智に明るい人が
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
てひど(手酷)の例文をもっと
(15作品)
見る
手苛
(逆引き)
其代り又
手苛
(
てひど
)
い領主や敵将に
出遇
(
であ
)
った日には、それこそ草を刈るが如くに人民は生命も取られれば財産も召上げられて
終
(
しま
)
う。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
てひど(手苛)の例文をもっと
(4作品)
見る
手痛
(逆引き)
岡田さんの事はお父さんと
私
(
わたし
)
とで当人
達
(
たち
)
に都合の好いようにしたんだから、余計な口を
利
(
き
)
かずに黙って見ておいでなさいって。どうも
手痛
(
てひど
)
くやられました
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
てひど(手痛)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
手甚
(逆引き)
嫂
(
あによめ
)
と二人で、米国の支店詰になって出張している兄の留守を預っていた、で、精神的にかなり
手甚
(
てひど
)
い打撃を受けていた清三は、その静かな友の生活の蔭に慰を求めたのであった。
須磨寺附近
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
てひど(手甚)の例文をもっと
(2作品)
見る
手非道
(逆引き)
首の回らないほど高い
襟
(
カラ
)
を掛けて外国から帰って来た健三は、この
惨澹
(
みじめ
)
な境遇に置かれたわが妻子を黙って眺めなければならなかった。ハイカラな彼はアイロニーのために
手非道
(
てひど
)
く打ち据えられた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
てひど(手非道)の例文をもっと
(2作品)
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手厳
(逆引き)
もしわれらの如き文学者にしてかくの如き事を口にせば文壇は
挙
(
こぞ
)
って
気障
(
きざ
)
な
宗匠
(
そうしょう
)
か何ぞのように
手厳
(
てひど
)
く
擯斥
(
ひんせき
)
するにちがいない。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
てひど(手厳)の例文をもっと
(1作品)
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