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手痛
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てひど
ふりがな文庫
“
手痛
(
てひど
)” の例文
「そりや当り前ださ。第一彼等の講義を聞いても
解
(
わか
)
るぢやないか。話せるものは
一人
(
ひとり
)
もゐやしない」と
手痛
(
てひど
)
い事を平気で云つたには三四郎も驚ろいた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
岡田さんの事はお父さんと
私
(
わたし
)
とで当人
達
(
たち
)
に都合の好いようにしたんだから、余計な口を
利
(
き
)
かずに黙って見ておいでなさいって。どうも
手痛
(
てひど
)
くやられました
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
奥さんの言葉は少し
手痛
(
てひど
)
かった。しかしその言葉の
耳障
(
みみざわり
)
からいうと、決して猛烈なものではなかった。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭