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手苛
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てひど
ふりがな文庫
“
手苛
(
てひど
)” の例文
いくら
手苛
(
てひど
)
くきめつけられても、初さんの機嫌がいいうちは結構であった。こうなると得になる事がすなわち結構という意味になる。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
其代り又
手苛
(
てひど
)
い領主や敵将に
出遇
(
であ
)
った日には、それこそ草を刈るが如くに人民は生命も取られれば財産も召上げられて
終
(
しま
)
う。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
手苛
(
てひど
)
く婦女を攻撃したものだが、発端に作者自ら理論上女ほど厭な者はない、しかし実行上好きで好きで神と仰ぐと断わって居るは、
最
(
いと
)
粋な人だ。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
手苛
(
てひど
)
く
笞懲
(
うちこら
)
したは良かったが、これを買った旧教徒に、王人をして代金を求めしむると、新教徒が旧教に化した時、その借金を払うに三年の猶予ある
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
苛
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭