即死そくし)” の例文
君たちの頭の上へこれが落ちて来たら、頭が割れて即死そくしだ。だからそんなことのないように装甲車に乗って上陸するんだ。分ったかね
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彦右ヱ門并に馬一疋即死そくしさい嗣息せがれは半死半生、浅右ヱ門は父子即死、さいうつばりの下におされて死にいたらず。
さいはひ小火ぼやのまゝでめ、下敷したじきになつた六十五名中ろくじゆうごめいちゆう五十八名ごじゆうはちめい無事ぶじたすされたが、のこりの七名しちめい遺憾いかんながら崩壞物ほうかいぶつ第一撃だいいちげきによつて即死そくししたのであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
桟橋さんばし車力しやりき二人ふたり即死そくししてしまひ、仕事師しごとし一人ひとりちがつてしまつたとさわぎ。
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
お手が障った所だけはしましても痛みませぬ、竹箒たけぼうき引払ひっぱたいては八方へ散らばって体中にたかられてはそれはしのげませぬ即死そくしでございますがと、微笑ほほえんで控える手で無理に握ってもらい
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
弾丸は左背部の肋骨にひっかかっているらしく、裸にしてみた少女の背中には弾丸の射出口しゃしゅつぐちが見当らなかった。「銃丸じゅうがんによる心臓貫通——無論、即死そくし
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彦右ヱ門并に馬一疋即死そくしさい嗣息せがれは半死半生、浅右ヱ門は父子即死、さいうつばりの下におされて死にいたらず。
さはつたところだけはしましてもいたみませぬ、竹箒たけばうき引払ひツぱたいては八ぱうちらばつて体中からだぢうたかられてはそれしのげませぬ即死そくしでございますがと、微笑ほゝゑんでひかへる無理むりにぎつてもらひ、つか/\とくと
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
○神去り玉ひしより廿八年の後延長八年六月二十六日、大雷清涼殿におちて藤原清貫きよつら(大納言)平稀世たひらのまれよ(右中弁)其外侍候じかうの人々雷火に即死そくしす、 延喜帝常寧殿じやうねいでんに渡御ありて雷火をさけたまふ。
○神去り玉ひしより廿八年の後延長八年六月二十六日、大雷清涼殿におちて藤原清貫きよつら(大納言)平稀世たひらのまれよ(右中弁)其外侍候じかうの人々雷火に即死そくしす、 延喜帝常寧殿じやうねいでんに渡御ありて雷火をさけたまふ。