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れつせき
何れ
緩くりみんなで
寄つて
極めやう、
都合がよければ
小六も
列席するが
好からうといふのが
別れる
時の
言葉であつた。
二人になつたとき、
御米は
宗助に
初夜過ぎの
今頃を
如何に
夏の
川縁でも
人通りは
絶えてない。
人も
車も、いづれ
列席したものばかりで、……
其の
前後の
車の
中から、
彼は
引外して、
此處に
入つて
來たのである。
言渡され別けて善右衞門には
惡者松五郎
欠落中未だ行衞分らざる由につき
猶尋ね申べきむね
嚴重に仰付られしかば憑司はたゞ恐れ入てぞ居たりける
斯の如く追々調べ相
濟しに付一同
口書爪印仰付られ享保十二年二月二日一同呼出しに相成
例の如く役人
衆列席大岡殿夫々
科の次第申渡されたり