“ナポレオン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:なぽれおん
語句割合
奈翁20.0%
拿翁11.4%
奈破翁8.6%
拿破崙8.6%
拿破烈翁5.7%
英雄5.7%
那破烈翁5.7%
那破翁5.7%
那翁5.7%
那破列翁2.9%
Napoléon2.9%
奈保禮恩2.9%
奈波列翁2.9%
奈破侖2.9%
拿破翁2.9%
那勃烈翁2.9%
那波烈翁2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また「君徐世賓じょせいひんたらばわれ奈翁ナポレオンたらん」などと遠廻しにふうするもありて
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
また近きは奈翁ナポレオン三世の時代の仏蘭西フランスも果して共和国であったか帝国であったか判断に迷う位である。
平民道 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
拿翁古戦場拿翁ナポレオンの古戦場をおとなう)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
シイザルの勝利、拿翁ナポレオンの勝利、指を屈すれば幾十年に過ぎず、これも亦た蝴蝶の夢か。
最後の勝利者は誰ぞ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
後世奈破翁ナポレオン始め幾多の君主がこの噴水をうて裸の幼王に捧げた衣裳が日本で云へば長持ながもちに一杯と云ふ程今も保存されて居るさうである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
さあそうなると、このたびは武力を有するものが一番躍出おどりだしてこれを鎮定するということになって、奈破翁ナポレオンがついに一手にこれをぶるということになったのである。
しかし拿破崙ナポレオン名聞心みょうもんしんが甚だしく常人に超越している為めに、その自伝が名聞心を研究する材料になりにくいと同じ事で、性欲界の豪傑 Casanova の書いたものも、性欲を研究する材料にはなりにくい。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その時分仏蘭西フランス拿破烈翁ナポレオン三世の時代の、なかなか東洋に威力を揮った時である。
平和事業の将来 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
千七百八十九年の抑々の初めから革命終って拿破烈翁ナポレオンに統一せられた果が、竟にウワータールーの敗北(千八百十五年)に到るまでを数えても二十六年である。
と言つて、それだからと言つて、私は別に義憤を感じてここに立ち上つた英雄ナポレオンでは決して無く、私の所論が受け容れられる容れられないに拘泥なく、一人白熱して熱狂しやうとする——つまり之が、即ち拙者のファルス精神でありますが、
FARCE に就て (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
硝子の千切れた二階の窓から一人の妙齢な麗人が——ピ、ピストルを片手に半身を現しながら、殆んど思惟を超越した英雄ナポレオンであるかの如く何の躊躇することもなく僕に向つてサッ! と狙ひをつけたからだ——
霓博士の廃頽 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
那破烈翁ナポレオンは四時間しか寝なかったそうだが、四時間寝るのをえらがる事はないさ、」と平気な顔をして、明け方トロトロと眠ると直ぐ眼を覚まして、定刻に出勤して少しも寝不足な容子を見せなかったそうだ。
鴎外博士の追憶 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
那破烈翁ナポレオン羅馬ローマ法王の油画肖像を看板として西洋覗眼鏡のぞきめがねという名で人気をあおった。
那破翁ナポレオンさえ将来世界は支那が支配するか知らんと心配をしたくらいの国である。
東亜の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
天授の英才を抱いて欧州を蹂躙じゅうりんせし那破翁ナポレオンも、その初めは一士官ではなかったか。
現代学生立身方法 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
されば何がな非凡異常の物を伴れ行かば敵に勝つを得たので、近時とても那翁ナポレオン三世がわしを馴らして将士の心をったり、米国南北戦争の際ウィスコンシンの第八聯隊が鷲を伴れ往きて奮闘し
また那翁ナポレオン戦争に依り欧州協調が出来て、ウェストファリヤ条約に依りて作られたる列国組織を一層鞏固きょうこにすることとなったのも、要するに大戦争の結果である。
大戦乱後の国際平和 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
千八百六十八年に、那破列翁ナポレオン三世が平和会議を主唱した。
平和事業の将来 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
独逸ドイツ維廉ウィルヘルム帝であるか、仏蘭西フランス那破列翁ナポレオンであるか。
平和事業の将来 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
これには各々おのおの議論があるようであるが、まず公平なる歴史家は、どうも那破列翁ナポレオンらしいというている。
平和事業の将来 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
Codeコオド Napoléonナポレオン の典型的な飜訳ほんやくは、先生が亡くなられても、価値を減ぜずにいて、今も坂井家では
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
内留ナイル河、比羅三井天ピラミイデ尻屋シリヤ羽禮須多院パレスタイン奈保禮恩ナポレオン和阿戸留樓ワートルロー治部良留多留ジブラルタル金田カナダ輕骨田カルコツタ荒火屋アラビヤ衞士府都エジプト麻田糟輕マダカスカル等々々トウトウトウ
新詩発生時代の思ひ出 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)
これは国が僻在へきざいしておって守旧に便利なのと、「スラーブ」民族が元来政治思想に乏しきが故であるが、その地勢が守るにやすく攻むるにかたく、奈波列翁ナポレオンの失敗なぞのために西欧羅巴ヨーロッパの国々が勢力を買いかぶったに原因すると思う。
東亜の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
米国の一宣教師は十二歳の息子に奈破侖ナポレオンの話を聞かせて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
昔し/\拿破翁ナポレオンの乱に和蘭オランダ国の運命は断絶して、本国は申すに及ばず印度インド地方までことごとく取られて仕舞しまって、国旗をげる場所がなくなった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
己が功名利達の志を遂ぐるの好時機を作り、乃ち、那勃烈翁ナポレオンが当初民権を首唱し、志を得るに至り、帝位に昇り、兵威を以て四隣を伏し、其勢を以て、一時仏国の民心を維持する事を得たるも英雄の通患として、勝に乗じ、無飽の欲を逞うしたるため
若い侍は、仙波八郎太の倅、小太郎で、読んでいる書物は、斉彬から借りた、小関三英訳の「那波烈翁ナポレオン伝」であった。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)