“ゆり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
百合87.0%
由利7.5%
百合花2.1%
1.4%
0.7%
0.7%
0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれは昨夜あの混血児の女がりこんだ、薔薇百合の花を踏みながら、わざわざ玄関まで下りて行つて、電鈴の具合を調べて見た。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
に谷中の瑞輪寺に葬られた。鶴林の女ひさが父の没した翌月二月十九日に秋田県由利郡松ヶ崎の人楠荘三郎に嫁し現在麹町下六番町に住している。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そして、そこに住んでいるのは、みな十五、六から七、八の百合花そのままな乙女たちばかりである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そよ風が小波立てて、沼の上を千条百条網の目を絞って掛寄せ掛寄せ、沈んだ跡へかけると、水鳥がたごとく、芭蕉の広葉は向うのへ、するすると小さく片寄る。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「伊香保ろの榛原ねもころに奥をな兼ねそまさかし善かば」(巻十四・三四一〇)、「さ百合も逢はむと思へこそ今のまさかもしみすれ」(巻十八・四〇八八)等の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
幾日何時ごろに、第一震以上かへしがる、その大海嘯がともなふと、何處かの豫言者したとか。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
胡元朝の遺民陶宗儀の『輟耕録』四に、往々蒙古人雨をるを見るに、支那の方士が旗剣符訣等を用うると異なり、ただ石子数枚を浄水に浸し呪をて石子をすと、やや久しくして雨ふる