“百条”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ももすじ50.0%
もゝすぢ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そよ風が小波立てて、沼の上を千条ちすじ百条ももすじ網の目を絞って掛寄せ掛寄せ、沈んだ跡へゆりかけると、水鳥がたごとく、芭蕉の広葉は向うのみぎわへ、するすると小さく片寄る。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
百条もゝすぢとなり、千すぢつて、やがて軒前のきまへしろすだれおろろした。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)