トップ
>
ふりま
ふりがな文庫
“ふりま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
振撒
45.0%
振播
15.0%
振廻
15.0%
振舞
10.0%
振蒔
10.0%
振撤
5.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振撒
(逆引き)
就中
(
なかんずく
)
喫茶店は、貴婦人社会にさるものありと
衆
(
ひと
)
も
識
(
し
)
りたる深川綾子、花の
盛
(
さかり
)
の春は過ぎても、恋草茂る女盛り、若葉の
雫
(
しずく
)
滴たるごとき
愛嬌
(
あいきょう
)
を四方に
振撒
(
ふりま
)
き
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふりま(振撒)の例文をもっと
(9作品)
見る
振播
(逆引き)
場主までわざわざ
函館
(
はこだて
)
からやって来た。屋台店や見世物小屋がかかって、祭礼に通有な香のむしむしする間を着飾った娘たちが、
刺戟
(
しげき
)
の強い色を
振播
(
ふりま
)
いて歩いた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ふりま(振播)の例文をもっと
(3作品)
見る
振廻
(逆引き)
庄「誠に
種々
(
いろ/\
)
御厄介に相成りました、余り不法を申しますから残念に心得、一言二言云うと
貴方
(
あなた
)
、
白刃
(
はくじん
)
を
振廻
(
ふりま
)
わし、此の狭い路地を荒す無法の奴でございます」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ふりま(振廻)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
振舞
(逆引き)
若
(
も
)
し、
諸君
(
しよくん
)
にして
中江兆民
(
なかえてうみん
)
先生
(
せんせい
)
と
同
(
どう
)
一
種
(
しゆ
)
であつて、十八
里
(
り
)
零圍氣
(
れいゐき
)
を
振舞
(
ふりま
)
はして
滿足
(
まんぞく
)
して
居
(
ゐ
)
るならば、
諸君
(
しよくん
)
は
何
(
なん
)
の
權威
(
けんゐ
)
あつて、『
春
(
はる
)
短
(
みじか
)
し
何
(
なに
)
に
不滅
(
ふめつ
)
の
命
(
いのち
)
ぞと』
云々
(
うん/\
)
と
歌
(
うた
)
ふ
人
(
ひと
)
の
自由
(
じいう
)
に
干渉
(
かんせふ
)
し
得
(
う
)
るぞ。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
ふりま(振舞)の例文をもっと
(2作品)
見る
振蒔
(逆引き)
要するに二人の客に対して、等分に
世辞
(
せじ
)
愛嬌
(
あいきょう
)
を
振蒔
(
ふりま
)
いたと云うに過ぎまい。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ふりま(振蒔)の例文をもっと
(2作品)
見る
振撤
(逆引き)
総
(
すべ
)
ての外国人に対して日本人に好感情を持たしめようと
力
(
つと
)
められる博士は、相変らず食卓の談話に英独仏の三
国
(
ごく
)
語を使ひ分けて有らゆる
愛嬌
(
あいけう
)
を
振撤
(
ふりま
)
かれた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
場内を卓から卓へ
軽卒
(
あわたゞ
)
しく歩き廻つて
何人
(
なにびと
)
にも
愛嬌
(
あいけう
)
を
振撤
(
ふりま
)
くのを見ると其れが人気者たる
所以
(
ゆゑん
)
であらう。僕が
此
(
この
)
人と物を言ふのは今夜が初めで多分又同時に最後であらう。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ふりま(振撤)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ふりまは
ふりかえ
ふりまわ
ふれまわ
ふるま
ふるまい
ふるまひ
ふるめえ
ふるも
ぶるま