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振撤
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ふりま
ふりがな文庫
“
振撤
(
ふりま
)” の例文
総
(
すべ
)
ての外国人に対して日本人に好感情を持たしめようと
力
(
つと
)
められる博士は、相変らず食卓の談話に英独仏の三
国
(
ごく
)
語を使ひ分けて有らゆる
愛嬌
(
あいけう
)
を
振撤
(
ふりま
)
かれた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
場内を卓から卓へ
軽卒
(
あわたゞ
)
しく歩き廻つて
何人
(
なにびと
)
にも
愛嬌
(
あいけう
)
を
振撤
(
ふりま
)
くのを見ると其れが人気者たる
所以
(
ゆゑん
)
であらう。僕が
此
(
この
)
人と物を言ふのは今夜が初めで多分又同時に最後であらう。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
撤
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳