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振廻
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ふりま
ふりがな文庫
“
振廻
(
ふりま
)” の例文
お
願
(
ねがい
)
だ、お願だ。精霊大まごつきのところ、お馴染の
私
(
わし
)
が
媽々
(
かかあ
)
の
門札
(
かどふだ
)
を願います、と燈籠を
振廻
(
ふりま
)
わしたもんです。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
庄「誠に
種々
(
いろ/\
)
御厄介に相成りました、余り不法を申しますから残念に心得、一言二言云うと
貴方
(
あなた
)
、
白刃
(
はくじん
)
を
振廻
(
ふりま
)
わし、此の狭い路地を荒す無法の奴でございます」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
政治上に
就
(
つい
)
て私の言行は
都
(
すべ
)
てコンな
塩梅
(
あんばい
)
式で、自分の身の私に利害はない
所謂
(
いわゆる
)
診察医の
考
(
かんがえ
)
で、政府の地位を占めて
自
(
みず
)
から政権を
振廻
(
ふりま
)
わして大下の治療をしようと云う了簡はないが
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振翳
振子
振切