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としよりふうふ
ふりがな文庫
“としよりふうふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
老人夫婦
50.0%
老夫婦
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老人夫婦
(逆引き)
別
(
べつ
)
に
苦
(
く
)
にもならず
總
(
すべ
)
てを
義母
(
おつかさん
)
にお
任
(
まかせ
)
して
茶
(
ちや
)
ばかり
飮
(
の
)
んで
内心
(
ないしん
)
一の
悔
(
くい
)
を
懷
(
いだ
)
きながら
老人夫婦
(
としよりふうふ
)
をそれとなく
觀察
(
くわんさつ
)
して
居
(
ゐ
)
た。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
けれども
昔
(
むかし
)
から
懇意
(
こんい
)
な
者
(
もの
)
は
断
(
ことは
)
らず
留
(
とめ
)
て、
老人夫婦
(
としよりふうふ
)
が
内端
(
うちは
)
に
世話
(
せわ
)
をして
呉
(
く
)
れる、
宜
(
よろ
)
しくば
其
(
それ
)
へ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此二
(
このふたつ
)
の
悲劇
(
ひげき
)
が
終
(
をわ
)
つて
彼是
(
かれこれ
)
する
中
(
うち
)
、
大磯
(
おほいそ
)
へ
着
(
つ
)
くと
女中
(
ぢよちゆう
)
が三
人
(
にん
)
ばかり
老人夫婦
(
としよりふうふ
)
を
出迎
(
でむかへ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
て、
其
(
その
)
一人
(
ひとり
)
が
窓
(
まど
)
から
渡
(
わた
)
した
包
(
つゝみ
)
を
大事
(
だいじ
)
さうに
受取
(
うけと
)
つた。
其中
(
そのなか
)
には
空虚
(
からつぽ
)
の
折箱
(
をり
)
も三ツ
入
(
はひ
)
つて
居
(
ゐ
)
るのである。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
としよりふうふ(老人夫婦)の例文をもっと
(2作品)
見る
老夫婦
(逆引き)
大船
(
おほふな
)
に
着
(
つ
)
くや
老夫婦
(
としよりふうふ
)
が
逸早
(
いちはや
)
く
押
(
おし
)
ずしと
辨當
(
べんたう
)
を
買
(
か
)
ひこんだのを
見
(
み
)
て
自分
(
じぶん
)
も
其
(
その
)
眞似
(
まね
)
をして
同
(
おな
)
じものを
求
(
もと
)
めた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
弟は一人前なかったので婿養子をしたが、
婿
(
むこ
)
と舅の折合が悪い為に、
老夫婦
(
としよりふうふ
)
は息子を連れて新家に出た。
今
(
いま
)
解
(
と
)
き崩されて
片々
(
ばらばら
)
に売られつゝある
家
(
うち
)
が即ち其れなのである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
己が娘に己が貰った婿ながら、気が合わぬとなれば仇敵より憎く、
老夫婦
(
としよりふうふ
)
は家財道具万端好いものは
皆
(
みな
)
引
(
ひき
)
たくる様にして持って出た。よく実る柿の木まで掘って持って往った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
としよりふうふ(老夫婦)の例文をもっと
(2作品)
見る
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