“らうふうふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
老夫婦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな會話くわいわ老夫婦らうふうふあひだはされたのは、宗助そうすけ出京しゆつきやうして以來いらいや二ではなかつた。實際じつさいかれ叔父をぢところると、老人らうじんうつとほりの人間にんげんえた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
富藏とみざううたがはないでも、老夫婦らうふうふこゝろわかつてても、孤家ひとつやである、この孤家ひとつやなることばは、昔語むかしがたりにも、お伽話とぎばなしにも、淨瑠璃じやうるりにも、もののほんにも、年紀とし今年ことし二十はたちになるまで、民子たみこみゝはひつたひゞきに
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)