“ていこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
抵抗64.3%
貞公7.1%
程亨3.6%
鄭洽3.6%
丁公3.6%
亭口3.6%
定公3.6%
定江3.6%
庭皓3.6%
詆詬3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
助手格の貝原が平気な顔で見張船の用意に出かけたりする働き振りにみょう抵抗ていこうするような気持が出て、不自然なほど快活になった。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
北固山はそう韓世忠かんせいちゅう兵を伏せて、おおいきん兀朮ごつじゅつを破るのところたり。其詩またおもう可きなり劉文りゅうぶん貞公ていこうの墓を詠ずるの詩は、ただちに自己の胸臆きょうおくぶ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
夏、帝白龍庵に病みたもう。史彬しひん程亨ていこう郭節かくせつたま/\至る。三人留まる久しくして、帝これをりたまい、今後再びきたなかれ、我安居あんきょす、心づかいすなとおおす。帝白龍庵をてたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ごう二十二人、兵部侍郎へいぶじろう廖平りょうへい刑部侍郎けいぶじろう金焦きんしょう編修へんしゅう趙天泰ちょうてんたい検討けんとう程亨ていこう按察使あんさつし王良おうりょう参政さんせい蔡運さいうん刑部郎中けいぶろうちゅう梁田玉りょうでんぎょく中書舎人ちゅうしょしゃじん梁良玉りょうりょうぎょく梁中節りょうちゅうせつ宋和そうか郭節かくせつ刑部司務けいぶしむ馮㴶ひょうかく鎮撫ちんぶ牛景先ぎゅうけいせん王資おうし劉仲りゅうちゅう
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
翰林侍詔かんりんじしょう鄭洽ていこう欽天監正きんてんかんせい王之臣おうししん太監たいかん周恕しゅうじょ徐王府賓輔じょおうふひんほ史彬しひんと、楊応能ようおうのう葉希賢しょうきけん程済ていせいとなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
帝もこれを理ありとしたまいて、廖平、王良、鄭洽ていこう、郭節、王資、史彬しひん、梁良玉の七家を、かわる/″\主とせんことに定まりぬ。翌日舟を得て帝を史彬の家に奉ぜんとす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
かん高祖こうそ丁公ていこうりくし、しん康煕こうき帝がみん末の遺臣いしん擯斥ひんせきし、日本にては織田信長おだのぶなが武田勝頼たけだかつより奸臣かんしん、すなわちその主人を織田に売らんとしたる小山田義国おやまだよしくにはいちゅう
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
後ろの丁字街の突き当たりには、破れた匾額へんがくがあって「×亭口ていこう」の四つの金文字きんもじ煤黒すすぐろく照らされていた。
(新字新仮名) / 魯迅(著)
定公ていこうがたずねられた。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
また張翼、呉懿には、趙雲を添えて、定江ていこうから犍為けんい地方へやった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
子の憲も弟の庭皓ていこうも、咸通中に官にぬきんでられたが、庭皓は龐勛ほうくんの乱に、徐州で殺された。玄機が斬られてから三月の後の事である。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
孝孺篇後へんごに書して曰く、予がこの文をつくりてより、いまかつて出して以て人に示さず。人のこの言を聞く者、みな予を訾笑ししょうして以て狂とし、あるいいんこれ詆詬ていこうす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)