“つきとほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
突通77.8%
突貫11.1%
貫通11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何(ど)うした機会(はずみ)かカ君の剣が中程から折れて敵手(てきしゆ)の上に飛んだ。其(その)刹那(せつな)人人は鋒尖(きつさき)が必定(ひつぢやう)マス君の腹部を突通(つきとほ)したと信じた。中止の号令が下(くだ)つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
己(おの)れも迯(にが)さぬぞと源(げん)八へ突掛(つきかゝ)るに源八は思(おも)ひも寄ぬ事(こと)なれば驚(おどろ)き周章(あわて)右(みぎ)の手を出(いだ)して刄物(はもの)を挈取(もぎとら)んとせし處を切先(きつさき)深(ふか)く二の腕(うで)を突貫(つきとほ)されヤアと躊躇(たちろく)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
隙(すか)さず咽喉(のどもと)へ突貫(つきとほ)さんとしけれども手先(てさき)狂(くる)ひて頬(ほゝ)より口まで斬付(きりつけ)たり源八悶(もだえ)ながら顏を見ればお高(たか)なりしにぞ南無(なむ)三と蹴倒(けたふ)して其所(そこ)を飛出(とびいだ)し連(つれ)の佐(さ)七と倶(とも)に後(あと)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御扶手(おんたすけて)、此世(このよ)を救(すく)ひ給(たま)うてより、今年(ことし)まで一千二百十二年(いつせんにひやくじふにねん)になるが、このあたしにはお拯(たすけ)が無(な)い。主(しゆ)を貫通(つきとほ)した血染(ちぞめ)の槍(やり)がこの身(み)に触(さは)らないのである。