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たちどま
ふりがな文庫
“たちどま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
立停
47.7%
立留
19.6%
立止
14.0%
佇立
9.3%
立佇
5.6%
佇
1.9%
佇止
0.9%
立住
0.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立停
(逆引き)
仕事が終って家へ帰ると、彼は雨戸の前に
立停
(
たちどま
)
り、ちょっと雨戸を見まもっていて、それからゆっくりという、——この戸をあけよう。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
たちどま(立停)の例文をもっと
(50作品+)
見る
立留
(逆引き)
エヘヽヽ
表
(
おもて
)
を
通
(
とほ
)
る
女子達
(
をなごたち
)
は
皆
(
みな
)
立留
(
たちどま
)
る
位
(
くらゐ
)
のもんで、
斯
(
か
)
ういふ
珠揃
(
たまぞろひ
)
のお
方々
(
かた/″\
)
が
居
(
ゐ
)
て
世辞
(
せじ
)
を
商
(
あきな
)
ひして
居
(
ゐ
)
らつしやる
処
(
ところ
)
へ
買
(
かひ
)
に
来
(
き
)
ましたのは
手前共
(
てまいども
)
の
仕合
(
しあはせ
)
で
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
たちどま(立留)の例文をもっと
(21作品)
見る
立止
(逆引き)
町の
尽頭
(
はずれ
)
まで来た時に、お杉は初めて
立止
(
たちどま
)
った。尾行して来た人々も
既
(
も
)
う散って
了
(
しま
)
った。お杉は柳屋の
門
(
かど
)
に寄って、
皴枯
(
しわが
)
れた声で
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
たちどま(立止)の例文をもっと
(15作品)
見る
▼ すべて表示
佇立
(逆引き)
何か斯う物を考へ/\歩いて行くといふことは、其の沈み勝ちな様子を見ても知れた。
暫時
(
しばらく
)
丑松も
佇立
(
たちどま
)
つて、
熟
(
じつ
)
と
是方
(
こちら
)
の二人を眺めて、軈て足早に学校を指して急いで行つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
たちどま(佇立)の例文をもっと
(10作品)
見る
立佇
(逆引き)
ああ、揃って大時計の前へ
立佇
(
たちどま
)
った……いや三階でちょっとお辞儀をするわ。薄暗い処へ
朦朧
(
もうろう
)
と胸高な
扱帯
(
しごき
)
か何かで、
寂
(
さみ
)
しそうに
露
(
あらわ
)
れたのが、しょんぼりと空から
瞰下
(
みお
)
ろしているらしい。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たちどま(立佇)の例文をもっと
(6作品)
見る
佇
(逆引き)
風が
裾
(
すそ
)
をあおって行こうと、自転車が、人が、犬が
擦
(
す
)
り抜けて通って行こうと、逸作は
頓着
(
とんじゃく
)
なしにぬけぬけと
佇
(
たちどま
)
って居る。これを、宇宙を小馬鹿にした形と、かの女は内心で評して居る。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
たちどま(佇)の例文をもっと
(2作品)
見る
佇止
(逆引き)
少女は此二階家の前に来ると
暫時
(
しばら
)
く
佇止
(
たちどま
)
って居たが、窓を見上げて「
江藤
(
えとう
)
さん」と小声で呼んだ、窓は少し
開
(
あい
)
ていて、薄赤い光が煤に
黄
(
きば
)
んだ障子に映じている。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
たちどま(佇止)の例文をもっと
(1作品)
見る
立住
(逆引き)
唯
(
と
)
見れば
伝馬町
(
てんまちよう
)
三丁目と二丁目との角なり。貫一はここにて満枝を
撒
(
ま
)
かんと思ひ設けたるなれば、彼の語り続くるをも会釈
為
(
せ
)
ずして
立住
(
たちどま
)
りつ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
たちどま(立住)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
たちど
たちとま
たたず
たたずん
たちと
たゝず
たちどまっ
たちとど
たちとゞま
たゝ