“せうゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
少尉66.7%
憔萎33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『武村(たけむら)、怪(け)しからんな、我(わが)軍艦(ぐんかん)「日(ひ)の出(で)」の道塲破(だうじやうやぶ)りをやつたな、よし、乃公(おれ)が相手(あひて)にならう。』と突然(とつぜん)大檣(だいしやう)の影(かげ)から現(あら)はれて來(き)たのは、色(いろ)の黒々(くろ/″\)とした、筋骨(きんこつ)の逞(たく)ましい年少(ねんせう)少尉(せうゐ)
柏崎海軍少尉(かしはざきかいぐんせうゐ)の夫人(ふじん)に、民子(たみこ)といつて、一昨年(いつさくねん)故郷(ふるさと)なる、福井(ふくゐ)で結婚(けつこん)の式(しき)をあげて、佐世保(させぼ)に移住(うつりす)んだのが、今度(こんど)少尉(せうゐ)が出征(しゆつせい)に就(つ)き、親里(おやざと)の福井(ふくゐ)に歸(かへ)り、神佛(しんぶつ)を祈(いの)り、影膳(かげぜん)据(す)ゑつつ座(ざ)にある如(ごと)く
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
神(かみ)の使(つかひ)であつたらう、この鳥(とり)がないと、民子(たみこ)は夫(をつと)にも逢(あ)へず、其(そ)の看護(みとり)も出來(でき)ず、且(か)つやがて大尉(たいゐ)に昇進(しようしん)した少尉(せうゐ)の榮(さかえ)を見(み)ることもならず、與曾平(よそべい)の喜顏(よろこびがほ)にも、再會(さいくわい)することが出來(でき)なかつたのである。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
少尉(せうゐ)が病(や)んで、豫後(よご)不良(ふりやう)とのことである。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
春従(よ)り亢旱(かうかん)にして夏に至るまで雨ふらず。百川水を減じて五穀梢(やや)に凋(しぼ)めり。実(まこと)に朕が不徳を以(も)て致す所なり。百姓何の罪ありてか、憔萎(せうゐ)せる事の甚しき。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)