“喜顏”の読み方と例文
読み方割合
よろこびがほ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみ使つかひであつたらう、このとりがないと、民子たみこをつとにもへず、看護みとり出來できず、つやがて大尉たいゐ昇進しようしんした少尉せうゐさかえることもならず、與曾平よそべい喜顏よろこびがほにも、再會さいくわいすることが出來できなかつたのである。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)