“すんだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寸断66.7%
寸斷33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
儂思うてここに至れば、血涙(けつるい)淋漓(りんり)、鉄腸(てっちょう)寸断(すんだん)、石心(せきしん)分裂(ぶんれつ)の思い、愛国の情、転(うた)た切なるを覚ゆ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
男子の鉄腸(てっちょう)もこれが為(た)めに寸断(すんだん)せざるを得ず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
幾度(いくたび)幾通(いくつう)の御文(おんふみ)を拜見(はいけん)だにせぬ我(わ)れいかばかり憎(にく)しと思召(おぼしめ)すらん、拜(はい)さば此胸(このむね)寸斷(すんだん)になりて常(つね)の決心(けつしん)の消(き)えうせん覺束(おぼつか)なさ
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
例(たと)へば、溶解(ようかい)せる鉛(なまり)を口(くち)に入(い)るゝとも、少(すこ)しも不思議(ふしぎ)には思(おも)はぬであらう。が、若(も)し是(これ)が他(た)の所(ところ)に於(おい)ては如何(どう)であらうか、公衆(こうしゆう)と、新聞紙(しんぶんし)とは必(かなら)ず此(かく)の如(ごと)き監獄(バステリヤ)は、とうに寸斷(すんだん)にして了(しま)つたであらう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
目元(めもと)に宿(やど)れる露(つゆ)もなく、思(おも)ひ切(き)りたる決心(けつしん)の色(いろ)もなく、微笑(びせう)の面(おもて)の手(て)もふるへで、一通(いつゝう)二通(につう)八九通(はつくつう)、殘(のこ)りなく寸斷(すんだん)に爲(な)し了(をは)りて、熾(さか)んにもえ立(た)つ炭火(すみび)の中(なか)へ打込(うちこ)みつ打込(うちこ)みつ
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)