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ずたずた
ふりがな文庫
“ずたずた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寸々
40.0%
寸断寸断
20.0%
寸断々々
20.0%
寸断
15.0%
寸裂
5.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寸々
(逆引き)
と言って神尾主膳は、鐚の油断している手から大事の短冊をもぎ取って、
寸々
(
ずたずた
)
に引裂いて火鉢の中へくべてしまい
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ずたずた(寸々)の例文をもっと
(8作品)
見る
寸断寸断
(逆引き)
父——私は、ただそうとのみ感じただけで、その瞬間、神経が
寸断寸断
(
ずたずた
)
にされたような、痳痺を覚えました。
オフェリヤ殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ずたずた(寸断寸断)の例文をもっと
(4作品)
見る
寸断々々
(逆引き)
今こそ爾を思ひのままに、肉を破り骨を砕き、
寸断々々
(
ずたずた
)
に噛みさきて、わが
意恨
(
うらみ
)
を晴らすべきぞ。思知つたか聴水
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
ずたずた(寸断々々)の例文をもっと
(4作品)
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寸断
(逆引き)
情に堪えないで、そのまま
抱緊
(
だきし
)
めでもしようものなら、
立処
(
たちどころ
)
にぱッと
羽搏
(
はばた
)
きを打つ……たちまち蛇が
寸断
(
ずたずた
)
になるんだ。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ずたずた(寸断)の例文をもっと
(3作品)
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寸裂
(逆引き)
山逕
(
さんけい
)
の
磽确
(
ぎょうかく
)
、以前こそあれ、人通りのない坂は
寸裂
(
ずたずた
)
、裂目に草生い、割目に
薄
(
すすき
)
の丈伸びたれば、
蛇
(
へび
)
の
衣
(
きぬ
)
を
避
(
よ
)
けて
行
(
ゆ
)
く
足許
(
あしもと
)
は狭まって、その二人の
傍
(
わき
)
を通る……肩は、一人と擦れ擦れになったのである。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ずたずた(寸裂)の例文をもっと
(1作品)
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