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すんずん
ふりがな文庫
“すんずん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
寸々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寸々
(逆引き)
終日
(
しゅうじつ
)
、
風
(
かぜ
)
の
音
(
おと
)
と、
雨
(
あめ
)
の
音
(
おと
)
と、まれに
鳥
(
とり
)
の
声
(
こえ
)
しかしなかった
平原
(
へいげん
)
が、たちまちの
間
(
あいだ
)
に、
草
(
くさ
)
の
木
(
き
)
も
根
(
ね
)
こそぎにされて、
寸々
(
すんずん
)
にちぎられ、
空
(
そら
)
へ
吹
(
ふ
)
き
飛
(
と
)
ばされるような
大事件
(
だいじけん
)
が
持
(
も
)
ち
上
(
あ
)
がりました。
戦友
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
私は今度の事件について先生に手紙を書こうかと思って、筆を
執
(
と
)
りかけた。私はそれを十行ばかり書いて
已
(
や
)
めた。書いた所は
寸々
(
すんずん
)
に引き裂いて
屑籠
(
くずかご
)
へ投げ込んだ。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すんずん(寸々)の例文をもっと
(5作品)
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