“きゃしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
華奢80.2%
華車7.4%
繊細4.1%
花車4.1%
華著1.7%
蒲柳0.8%
繊麗0.8%
細軟0.4%
華者0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吹けば飛ぶような、恐ろしく華奢な身体と、情熱的な表情的な大きな眼が、その多い髪と、小さい唇とともに、恐ろしく印象的です。
華車な骨に石鹸玉のような薄い羽根を張った、身体の小さい昆虫に、よくあんな高い音が出せるものだと、驚きながら見ていた。
城のある町にて (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
多い髪であるから、急にはかわかしきれずにすわっていねばならぬのが苦しかった。白い服を一重だけ着ている中の君は繊細で美しい。
源氏物語:52 東屋 (新字新仮名) / 紫式部(著)
それから静三をうようにして、前の方の席に乗せるのであった。詰襟の黒い服を着、細長いずぼんを穿いた笠岡はどこか敏捷で花車なところがあった。
昔の店 (新字新仮名) / 原民喜(著)
仲子はそのまま千歳の脊中でじっと考えていたが、やがて臆病に一本の華著な指先きで妹の脊筋を圧して、いつもの仲子のひそやかな声でいた。
呼ばれし乙女 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
その青白い蒲柳な体で、日傭取稼ぎはこてえましょう。うちの部屋へ来てまだ二月くらいだろうが、たとえ二月の間にしろ、よく働いたもんだと感心する。
醤油仏 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
は迷惑、一生可愛がって居様と思う男に。アレ、後先わぬ御言葉、どうでも殿御は口上手と、締りなくんでつ真似にちょいとあぐる、繊麗な手首りとに握りながら。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
あのしなやかなる黒髪引詰に結うて、見えたるぼろ畳の上に、香露細軟身体いもせず、なよやかにおとなしくりてる事か、人情なしの七蔵め
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
年のきません二人の子供は家の潰れる訳ではないが、白島村の伯父多右衞門が引取り、伯父の手許で十五ヶ年の間養育を受けて成人致しまして、姉は二十二歳は十七で、小造華者な男で
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)