“おぢい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祖父55.0%
老爺35.0%
御爺5.0%
御祖父5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曾祖母ひいばあさん、祖父おぢいさん、祖母おばあさん、伯父おぢさん、伯母おばさんのかほから、奉公ほうこうするおひなかほまで、家中うちぢうのものゝかほ焚火たきびあかうつりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
あれは子ープルスのいへの三がいからへるエリノしまにそのまんまですこと此方こなたのはあたま禿げた老爺おぢいさんがさかなつてかたちによくますねえ。
小女こをんな一人ひとり使つかつて、あさから晩迄ばんまでことりとおともしないやうしづかな生計くらしてゝゐた。御米およねちやで、たつた一人ひとり裁縫しごとをしてゐると、時々とき/″\御爺おぢいさんとこゑがした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
御爺おぢいさんは植木うゑきいぢつてゐるかい」
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「そんな事はありません。お父さんにも惡いことはあつたにしても、御祖父おぢいさんを殺すなんて、そんな事は——」