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仕立物
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したてもの
ふりがな文庫
“
仕立物
(
したてもの
)” の例文
その出品は重に習字、図画、女子は
仕立物
(
したてもの
)
等で、生徒の父兄姉妹は朝からぞろぞろと押かける。取りどりの評判。
画の悲み
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「へエ、十年前に亭主の多の市と別れて隣町で細々と
仕立物
(
したてもの
)
をしながら暮して居ますよ」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
何
(
なに
)
お
峯
(
みね
)
が
來
(
き
)
たかと
安兵衛
(
やすべゑ
)
が
起上
(
おきあが
)
れば、
女房
(
つま
)
は
内職
(
ないしよく
)
の
仕立物
(
したてもの
)
に
餘念
(
よねん
)
なかりし
手
(
て
)
をやめて、まあ/\
是
(
こ
)
れは
珍
(
めづ
)
らしいと
手
(
て
)
を
取
(
と
)
らぬばかりに
喜
(
よろ
)
ばれ、
見
(
み
)
れば六
疊
(
でう
)
一
間
(
ま
)
に一
間
(
けん
)
の
戸棚
(
とだな
)
只
(
たゞ
)
一つ
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
勿々
(
なか/\
)
如才
(
じよさい
)
なき者なり夫の又女房が
縫針
(
ぬひはり
)
の
業
(
わざ
)
は大の
上手
(
じやうず
)
にて某しも
仕立物
(
したてもの
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
或日
(
あるひ
)
學校
(
がくかう
)
で
生徒
(
せいと
)
の
製作物
(
せいさくぶつ
)
の
展覽會
(
てんらんくわい
)
が
開
(
ひら
)
かれた。
其
(
その
)
出品
(
しゆつぴん
)
は
重
(
おも
)
に
習字
(
しふじ
)
、
※畫
(
づぐわ
)
、
女子
(
ぢよし
)
は
仕立物
(
したてもの
)
等
(
とう
)
で、
生徒
(
せいと
)
の
父兄姉妹
(
ふけいしまい
)
は
朝
(
あさ
)
からぞろ/\と
押
(
おし
)
かける。
取
(
と
)
りどりの
評判
(
ひやうばん
)
。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
鑑定
(
めきゝ
)
に
來
(
き
)
たりし
樓
(
ろう
)
の
主
(
あるじ
)
が
誘
(
さそ
)
ひにまかせ、
此地
(
このち
)
に
活計
(
たつき
)
もとむとて
親子
(
おやこ
)
三人
(
みたり
)
が
旅衣
(
たびごろも
)
、たち
出
(
いで
)
しは
此譯
(
このわけ
)
、それより
奧
(
おく
)
は
何
(
なに
)
なれや、
今
(
いま
)
は
寮
(
りよう
)
のあづかりをして
母
(
はゝ
)
は
遊女
(
ゆうぢよ
)
の
仕立物
(
したてもの
)
、
父
(
ちゝ
)
は
小格子
(
こがうし
)
の
書記
(
しよき
)
に
成
(
な
)
りぬ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
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仕立物師