“仕立物師”の読み方と例文
読み方割合
したてものし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余はしばし茫然ぼうぜんとして立ちたりしが、ふと油燈ランプの光にすかして戸を見れば、エルンスト・ワイゲルトとうるしもて書き、下に仕立物師したてものしと注したり。これすぎぬという少女が父の名なるべし。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)