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魔性
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ましやう
ふりがな文庫
“
魔性
(
ましやう
)” の例文
其處
(
そこ
)
に
何者
(
なにもの
)
かゞ
居
(
を
)
るに
相違
(
さうゐ
)
ない、
人
(
ひと
)
か、
魔性
(
ましやう
)
か、
其樣
(
そん
)
な
事
(
こと
)
は
考
(
かんが
)
へて
居
(
を
)
られぬ、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
探險
(
たんけん
)
と
覺悟
(
かくご
)
したので、そろ/\と
丘
(
をか
)
を
下
(
くだ
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
多分おれがゐなくなると、いろいろな
魔性
(
ましやう
)
が現れて、お前をたぶらかさうとするだらうが、たとひどんなことが起らうとも、決して声を出すのではないぞ。
杜子春
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
情
(
なさけ
)
ある叫びの力つよければ、かれらはディドの
群
(
むれ
)
を離れ
魔性
(
ましやう
)
の
空
(
そら
)
をわたりて我等にむかへり 八五—八七
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
聞時は
頻
(
しき
)
りに
憎
(
にく
)
く思はれ
他人
(
ひと
)
の事にても
何分
(
なにぶん
)
捨
(
すて
)
置れぬ
性質
(
せいしつ
)
なり是犬は
陽
(
やう
)
にして正直なる
獸
(
けもの
)
ゆゑ
猫
(
ねこ
)
狸
(
たぬき
)
其外
(
そのほか
)
魔性
(
ましやう
)
の
陰獸
(
いんじう
)
を見る時は
忽地
(
たちまち
)
噛殺
(
かみころ
)
すが如し
己
(
おのれ
)
が
性
(
せい
)
に
反
(
はん
)
して
陰惡
(
いんあく
)
を
巧
(
たく
)
むものは
陽正
(
やうせい
)
の者是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此
(
こ
)
の
手紙
(
てがみ
)
を
處置
(
しよち
)
するための
魔性
(
ましやう
)
の
變化
(
へんげ
)
かも
知
(
し
)
れないと
思
(
おも
)
ふんです。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
魔性
(
ましやう
)
の
蜘蛛
(
くも
)
の
糸
(
い
)
にまかれ
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
“魔性”の意味
《名詞》
悪魔が持つ性質。
人を誑かすような性質。
(出典:Wiktionary)
魔
常用漢字
中学
部首:⿁
21画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“魔”で始まる語句
魔
魔法
魔物
魔法使
魔女
魔除
魔魅
魔神
魔術
魔力