“魔性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ましょう75.9%
ましやう20.7%
ませう3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが身は蝙蝠こうもり、ああ、いやらしき毛の生えた鳥、歯のある、生きたかえるを食うという、このごろこれら魔性ましょう怪性けしょうのものを憎むことしきり。
喝采 (新字新仮名) / 太宰治(著)
其處そこ何者なにものかゞるに相違さうゐない、ひとか、魔性ましやうか、其樣そんことかんがへてられぬ、かく探險たんけん覺悟かくごしたので、そろ/\とをかくだつた。
船室キヤビン中央ちゆうわうつるしてある球燈きゆうとうひかり煌々くわう/\かゞやいてるが、どうも其邊そのへんなに魔性ませうでもるやうで、空氣くうきあたまおさへるやうにおもく、じつ寢苦ねぐるしかつた。