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驅付
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かけつ
ふりがな文庫
“
驅付
(
かけつ
)” の例文
新字:
駆付
此時
(
このとき
)
、
電光艇
(
でんくわうてい
)
は
遙
(
はる
)
かの
沖
(
おき
)
から
海岸
(
かいがん
)
に
近
(
ちかづ
)
き
來
(
きた
)
り、
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
は、
無事
(
ぶじ
)
に
一隊
(
いつたい
)
の
水兵
(
すいへい
)
と
共
(
とも
)
に
上陸
(
じやうりく
)
して
來
(
き
)
たので、
陸上
(
りくじやう
)
の
一同
(
いちどう
)
は
直
(
たゞ
)
ちに
其處
(
そこ
)
に
驅付
(
かけつ
)
けた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
二人
(
ふたり
)
は
宙
(
ちう
)
飛
(
と
)
ぶ
如
(
ごと
)
く
驅付
(
かけつ
)
けて、
喰
(
く
)
ふた
喰
(
く
)
はぬは
言
(
い
)
ふ
丈
(
だ
)
け
無益
(
むえき
)
、
頓
(
やが
)
て
腹
(
はら
)
も
充分
(
じゆうぶん
)
になると、
次
(
つぎ
)
に
起
(
おこ
)
つて
來
(
き
)
た
問題
(
もんだい
)
は、
一躰
(
いつたい
)
此
(
この
)
島
(
しま
)
は
如何
(
いか
)
なる
島
(
しま
)
だらう、
見渡
(
みわた
)
す
處
(
ところ
)
、
隨分
(
ずいぶん
)
巨大
(
きよだい
)
な
島
(
しま
)
の
樣
(
やう
)
だが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
昨夜
(
さくや
)
の
大海嘯
(
おほつなみ
)
の
悽
(
すさ
)
まじき
光景
(
くわうけい
)
では、
其
(
その
)
十二の
樽
(
たる
)
の
最早
(
もはや
)
一個
(
いつこ
)
も
殘
(
のこ
)
つて
居
(
を
)
らぬ
事
(
こと
)
は
分
(
わか
)
つて
居
(
を
)
るが、それでも、
萬
(
まん
)
に
一
(
いち
)
もと
思
(
おも
)
つて、
吾等
(
われら
)
は
心
(
こゝろ
)
も
空
(
そら
)
に
洞中
(
どうちう
)
の
秘密造船所
(
ひみつざうせんじよ
)
の
内部
(
ないぶ
)
に
驅付
(
かけつ
)
けて
見
(
み
)
たが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
驅
部首:⾺
21画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“驅”で始まる語句
驅
驅出
驅上
驅歩
驅落
驅廻
驅者
驅足
驅込訴
驅逐重射