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馬上
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ばじやう
ふりがな文庫
“
馬上
(
ばじやう
)” の例文
別
(
わか
)
るゝ
時
(
とき
)
一掬
(
いつきく
)
の
雪
(
ゆき
)
を
取
(
と
)
つて、
昌黎
(
しやうれい
)
に
與
(
あた
)
へて
曰
(
いは
)
く、
此
(
こ
)
のもの
能
(
よ
)
く
潮州
(
てうしう
)
の
瘴霧
(
しやうむ
)
を
消
(
け
)
さん、
叔公
(
をぢさん
)
、
御機嫌
(
ごきげん
)
ようと。
昌黎
(
しやうれい
)
馬上
(
ばじやう
)
に
是
(
これ
)
を
受
(
う
)
けて
袖
(
そで
)
にすれば、
其
(
そ
)
の
雪
(
ゆき
)
香
(
かぐは
)
しく
立處
(
たちどころ
)
に
花片
(
はなびら
)
となんぬとかや。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
飛
(
と
)
ぶやうに
列車
(
れつしや
)
の
過
(
す
)
ぐる、
小栗栖
(
をぐるす
)
を
窓
(
まど
)
から
覗
(
のぞ
)
いて、あゝ、あすこらの
藪
(
やぶ
)
から
槍
(
やり
)
が
出
(
で
)
て、
馬上
(
ばじやう
)
に
堪
(
たま
)
らず
武智光秀
(
たけちみつひで
)
、どうと
落人
(
おちうど
)
から
忠兵衞
(
ちうべゑ
)
で、
足
(
あし
)
捗取
(
はかど
)
らぬ
小笹原
(
こざさはら
)
と、
線路
(
せんろ
)
の
堤防
(
どて
)
の
枯草
(
かれくさ
)
を
見
(
み
)
た
料簡
(
れうけん
)
。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
頭
(
かうべ
)
あるもの
腰
(
こし
)
を
拔
(
ぬ
)
かして、ぺた/\と
成
(
な
)
つて
瞪目
(
たうもく
)
して
之
(
これ
)
を
見
(
み
)
れば、
頭
(
かしら
)
なき
將軍
(
しやうぐん
)
の
胴
(
どう
)
、
屹然
(
きつぜん
)
として
馬上
(
ばじやう
)
にあり。
胸
(
むね
)
の
中
(
なか
)
より
聲
(
こゑ
)
を
放
(
はな
)
つて、
叫
(
さけ
)
んで
曰
(
いは
)
く、
無念
(
むねん
)
なり、
戰
(
いくさ
)
利
(
り
)
あらず、
敵
(
てき
)
のために
傷
(
そこな
)
はれぬ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“馬上”の意味
《名詞》
馬上(ばじょう)
馬の背中。
(比喩)戦争で戦うこと。
(出典:Wiktionary)
“馬上(高月町馬上)”の解説
高月町馬上(たかつきちょうまけ)は、滋賀県長浜市の大字。旧伊香郡高月町馬上。郵便番号529-0223。
(出典:Wikipedia)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“馬上”で始まる語句
馬上吟
馬上姿
馬上寺
馬上杯
馬上軍旅