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飛起
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とびお
ふりがな文庫
“
飛起
(
とびお
)” の例文
お鳥は驚いて
飛起
(
とびお
)
きましたが、夜が明ける迄は
一寸
(
ちょっと
)
も小屋の外へは出してくれません。何べんか、里へ逃げ出そうとしましたが、裸体では
何
(
ど
)
うすることも出来ず、それに岩吉は口癖のように
裸身の女仙
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
『しまつたツ。』と
一聲
(
いつせい
)
、
私
(
わたくし
)
も、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
も、
水兵
(
すいへい
)
も
稻妻
(
いなづま
)
も、
一度
(
いちど
)
にドツと
前
(
まへ
)
の
方
(
ほう
)
へ
打倒
(
うちたを
)
れて、
運轉臺
(
うんてんだい
)
から
眞逆
(
まつさかさま
)
に
跳
(
は
)
ね
落
(
おと
)
された
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
が『
南無三
(
なむさん
)
、
大變
(
たいへん
)
!。』と
叫
(
さけ
)
んで
飛起
(
とびお
)
きた
時
(
とき
)
は、
無殘
(
むざん
)
や
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
……
南無三寶
(
なむさんぼう
)
、ほんにまア
善
(
よ
)
う
眠込
(
ねこ
)
んでござることぢゃ! でも
是非
(
ぜひ
)
起
(
おこ
)
さにゃならぬ。……
孃
(
ぢゃう
)
さま
孃
(
ぢゃう
)
さま/\!
其
(
その
)
床
(
とこ
)
の
中
(
なか
)
へあの
若
(
わか
)
が
這入
(
はひ
)
らしゃってもよいかや? そしたら
飛起
(
とびお
)
きさっしゃらうがな。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
花子さんは思わず
飛起
(
とびお
)
きて、飛び付きました。
黒い頭
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
海若藍平
(著)
『や、
寢※
(
ねす
)
ぎたぞ。』と
急
(
いそ
)
ぎ
飛起
(
とびお
)
き、
衣服
(
ゐふく
)
を
更
(
あらた
)
め、
櫛髮
(
くしけづり
)
を
終
(
をは
)
つて、
急足
(
いそぎあし
)
に
食堂
(
しよくどう
)
へ
出
(
で
)
て
見
(
み
)
ると、
壯麗
(
さうれい
)
なる
食卓
(
しよくたく
)
の
正面
(
しようめん
)
には
船
(
ふね
)
の
規則
(
きそく
)
として
例
(
れい
)
のビール
樽
(
だる
)
船長
(
せんちやう
)
は
威儀
(
ゐぎ
)
を
正
(
たゞ
)
して
着席
(
ちやくせき
)
し、それより
左右
(
さゆう
)
の
兩側
(
りやうがわ
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
少年
(
せうねん
)
の
聲
(
こゑ
)
に
飛起
(
とびお
)
き
海上
(
かいじやう
)
を
眺
(
なが
)
めた
私
(
わたくし
)
は
叫
(
さけ
)
んだ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“飛”で始まる語句
飛
飛沫
飛騨
飛鳥
飛出
飛白
飛込
飛退
飛翔
飛行