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見過
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みすご
ふりがな文庫
“
見過
(
みすご
)” の例文
それはキリスト
教
(
けう
)
の
教會
(
けうくわい
)
の
附屬
(
ふぞく
)
病院
(
びやうゐん
)
なので、その
事
(
こと
)
に
就
(
つ
)
いては、
大分
(
だいぶ
)
異議
(
いぎ
)
を
持出
(
もちだ
)
した
者
(
もの
)
もあつたが、この
場合
(
ばあひ
)
一
刻
(
こく
)
も、
病人
(
びやうにん
)
を
見過
(
みすご
)
して
置
(
お
)
く
事
(
こと
)
はできなかつた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
胸
(
むね
)
はわくわくと
上氣
(
じようき
)
して、
何
(
ど
)
うでも
明
(
あ
)
けられぬ
門
(
もん
)
の
際
(
きわ
)
にさりとも
見過
(
みすご
)
しがたき
難義
(
なんぎ
)
をさま/″\の
思案
(
しあん
)
盡
(
つく
)
して、
格子
(
かうし
)
の
間
(
あいだ
)
より
手
(
て
)
に
持
(
も
)
つ
裂
(
き
)
れを
物
(
もの
)
いはず
投
(
な
)
げ
出
(
いだ
)
せば
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
左
(
さ
)
れど今回の
分娩
(
ぶんべん
)
は両親に報じやらざりし事なれば今更にそれぞとも言ひ分けがたく、殊には母上の病気とあるに、
争
(
いか
)
で
余所
(
よそ
)
にやは
見過
(
みすご
)
すべき、
仮
(
よ
)
し途中にて死なば死ね
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
同形
(
どうけい
)
とすれば
加瀬
(
かせ
)
と
同
(
おな
)
じく
樽
(
たる
)
の
貝塚
(
かひづか
)
も、
特種
(
とくしゆ
)
の
物
(
もの
)
ではなかつたらうか。
八木
(
やぎ
)
水谷氏等
(
みづたにしら
)
が
見出
(
みいだ
)
したといふ
小破片
(
せうはへん
)
は
今日
(
こんにち
)
ほど
研究
(
けんきう
)
されて
居
(
を
)
らぬ
其時代
(
そのじだい
)
の
眼
(
め
)
で
見
(
み
)
て、
普通
(
ふつう
)
貝塚
(
かひづか
)
のと
見過
(
みすご
)
したのではあるまいか。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当