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聲高
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こわだか
ふりがな文庫
“
聲高
(
こわだか
)” の例文
新字:
声高
渡さんと思ひしが
待
(
まて
)
暫
(
しば
)
し主人が八山へ參り町奉行の
威光
(
ゐくわう
)
を落すなと仰られしは
爰
(
こゝ
)
なりと平石は態と
聲高
(
こわだか
)
に拙者は
何方
(
いづかた
)
に參るも帶劔を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「お
茶
(
ちや
)
おあがんなせえね」おつぎは
勘次
(
かんじ
)
の
尾
(
しり
)
に
跟
(
つ
)
いて
少
(
すこ
)
し
聲高
(
こわだか
)
にいつた。おつたはぎりつと
絞
(
しぼ
)
つた
手拭
(
てぬぐひ
)
を
開
(
ひら
)
いてばた/\と
叩
(
たゝ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
下
(
くだ
)
るわ、/\、/\。
流
(
なが
)
れは
何處
(
どこ
)
まで
行
(
い
)
つても
盡
(
つ
)
きないのかしら?『
今
(
いま
)
までに
私
(
わたし
)
は
幾
(
いく
)
哩
(
マイル
)
落
(
お
)
ちたかしら?』と
愛
(
あい
)
ちやんは
聲高
(
こわだか
)
に
云
(
い
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
「それはどんなものです、奧さま?」とロチスター氏が、
聲高
(
こわだか
)
に云つた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
我が
家
(
や
)
言ふ行きずり人の
聲高
(
こわだか
)
をひそみゐにけり暑き日なかを
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
と
渠
(
かれ
)
は
良
(
やゝ
)
怒
(
いかり
)
を
帶
(
お
)
びて
聲高
(
こわだか
)
になりぬ。
旅僧
(
たびそう
)
は
少
(
すこ
)
しも
騷
(
さわ
)
がず
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
『お
出
(
い
)
で、そんなら!』と
女王樣
(
ぢよわうさま
)
が
聲高
(
こわだか
)
に
申
(
まを
)
されました。
愛
(
あい
)
ちやんは
其行列
(
そのぎやうれつ
)
に
加
(
くは
)
はつたものゝ、これから
何
(
ど
)
うする
事
(
こと
)
かと
大層
(
たいさう
)
怪訝
(
けゞん
)
がつて
居
(
ゐ
)
ました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
聲高
(
こわだか
)
な口論も、喧嘩も、反抗または挑戰もなく、涙も、
啜泣
(
すゝりなき
)
の聲もなく、數語が口にされ、結婚に對する
穩
(
おだ
)
やかに口にされた抗議があり、嚴しい、短い質問がロチスター氏によつて發せられ、返答
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
『あァ、
此處
(
こゝ
)
に
玉
(
たま
)
ちやんが
居
(
ゐ
)
れば
可
(
い
)
いにねえ!』と
別段
(
べつだん
)
誰
(
だれ
)
に
云
(
い
)
ふともなく
愛
(
あい
)
ちやんが
聲高
(
こわだか
)
に
云
(
い
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
聲
部首:⽿
17画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“聲”で始まる語句
聲
聲色
聲音
聲々
聲名
聲息
聲懸
聲掛
聲曲
聲黒