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石材
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せきざい
ふりがな文庫
“
石材
(
せきざい
)” の例文
ゆゑにその
屍
(
しかばね
)
をいるゝ
所
(
ところ
)
の
棺槨
(
くわんくわく
)
には
恒久的材料
(
こうきうてきざいれう
)
なる
石材
(
せきざい
)
を
用
(
もち
)
ひた。もつとも
棺槨
(
くわんくわく
)
も
最初
(
さいしよ
)
は
木材
(
もくざい
)
で
作
(
つく
)
つたが、
發達
(
はつたつ
)
して
石材
(
せきざい
)
となつたのである。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
それらは
當時
(
とうじ
)
支那
(
しな
)
から
渡
(
わた
)
つた
石材
(
せきざい
)
を
取
(
と
)
り
寄
(
よ
)
せて、つくつたものと
思
(
おも
)
はれます。またこの
美
(
うつく
)
しい
楕圓形
(
だえんけい
)
の
石
(
いし
)
の
眞中
(
まんなか
)
に、
穴
(
あな
)
のあるものなどもあります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
騒ぐぞ。これも商人の儲け仕事の一つさ。つまり
石材
(
せきざい
)
の値が、高くはねあがる見込みだと一般に思わせて、大儲けを
時限爆弾奇譚:――金博士シリーズ・8――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
現に
稍々
(
やや
)
大なる
石材
(
せきざい
)
を
打
(
う
)
ち
壞
(
くだ
)
き
押
(
お
)
し
缺
(
か
)
きて
漸次
(
ざんじ
)
目的
(
もくてき
)
の
形状
(
けいじやう
)
とせし
跟
(
あと
)
を
認
(
みと
)
むるを得るなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
野蠻
(
やばん
)
な
時代
(
じだい
)
でも
美
(
うつく
)
しい
石材
(
せきざい
)
を
他
(
た
)
の
地方
(
ちほう
)
から
輸入
(
ゆにゆう
)
して
使用
(
しよう
)
したことがあるばかりでなく、
燧石
(
ひうちいし
)
だとか、
黒曜石
(
こくようせき
)
のようなものでも、その
地方
(
ちほう
)
に
産
(
さん
)
しない
場合
(
ばあひ
)
は
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
▼ もっと見る
三
韓
(
かん
)
支那
(
しな
)
の
建築
(
けんちく
)
は
木材
(
もくざい
)
と
甎
(
せん
)
と
石
(
いし
)
との
混用
(
こんよう
)
であるが、これも
彼
(
か
)
の
土
(
ど
)
における
木材
(
もくざい
)
が
比較的
(
ひかくてき
)
貧少
(
ひんせう
)
であるのと、
石材
(
せきざい
)
及
(
およ
)
び
甎
(
せん
)
に
適
(
てき
)
する
材料
(
ざいれう
)
が
豊富
(
ほうふ
)
であるがためである。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
貴
(
とうと
)
い薬品をつくったりすること、地熱を利用して、発電したり、物を
温
(
あたた
)
めたりすること、建築用の
水成岩
(
すいせいがん
)
を掘りだして切って
石材
(
せきざい
)
にすること……かぞえていくと、きりがありません
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“石材”の意味
《名詞》
土木や建築、彫刻などの材料としての石。
(出典:Wiktionary)
“石材”の解説
石材(せきざい)は、土木・建築用、墓石や石碑、美術・工芸品などの材料として利用される天然の岩石。色、模様、質感、耐久性などによって、用途に応じた岩石が用いられる。大理石や御影石などに分類されるが、岩石学的な分類とは異なる。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
材
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
“石”で始まる語句
石
石鹸
石垣
石塊
石見
石燈籠
石榴
石膏
石楠花
石碑