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漁
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れふ
ふりがな文庫
“
漁
(
れふ
)” の例文
「江柄三七郎は
櫓
(
ろ
)
が自慢なんださうで、船だけ借りて獨りで出かけ、朝歸つたとき見ると、まるつ切り
漁
(
れふ
)
がなかつたさうです」
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
我国にては毎年七月二十七日、所々にある
諏訪
(
すは
)
の
祭
(
まつ
)
りの次の日より
鮏
(
さけ
)
の
漁
(
れふ
)
をはじめ、十二月寒のあけるを
漁
(
れふ
)
の
終
(
をは
)
りとす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
或日
(
あるひ
)
近所
(
きんじよ
)
の
川
(
かは
)
に
漁
(
れふ
)
に出かけて
彼處
(
かしこ
)
の
淵
(
ふち
)
此所
(
こゝ
)
の
瀬
(
せ
)
と
網
(
あみ
)
を
投
(
う
)
つて
廻
(
ま
)
はるうち、ふと網に
掛
(
かゝ
)
つたものがある、
引
(
ひ
)
いて見たが
容易
(
ようい
)
に
上
(
あが
)
らないので川に
入
(
はひ
)
つて
探
(
さぐ
)
り
試
(
こゝろ
)
みると
一抱
(
ひとかゝへ
)
もありさうな
石
(
いし
)
である。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
くまびきさへ
釣
(
つ
)
れないもの、
長
(
なが
)
い
間
(
あひだ
)
に
漁
(
れふ
)
したのは、
二尋
(
ふたひろ
)
ばかりの
鱶
(
ふか
)
が一
疋
(
ぴき
)
。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
我が
若年
(
ぢやくねん
)
のころは鮏あまたとれたるゆゑその
価
(
あたひ
)
もいやしかりしが、近年は
捕
(
とり
)
うる事
少
(
すくな
)
きゆゑ価もおのづからむかしに
倍
(
ばい
)
せり。年々
工
(
たくみ
)
を
新
(
あらた
)
にして
漁
(
れふ
)
するゆゑ捕
減
(
へら
)
したるならん。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
前にもいへる如く
鮏
(
さけ
)
の
漁
(
れふ
)
は寒中を限りとす、寒あけて
捕
(
と
)
れば
祟
(
たゝり
)
をなすといひつたふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“漁”の解説
漁(いさり、りょう)とは、人間がさまざまな漁具を用いて、水産資源を捕獲する行為のことである。また、さまざまな漁具の種類、用法によって類別される漁の方法のことを漁法という。
なお、漁をおこなう行為のうち、その労働的側面に着目する場合、漁撈といって区別するのが一般的である。また、趣味・娯楽として楽しむ漁の場合は、とくに遊漁といって区別する。
(出典:Wikipedia)
漁
常用漢字
小4
部首:⽔
14画
“漁”を含む語句
漁夫
漁場
漁師
漁舟
漁人
漁業
漁火
漁船
漁色
不漁
漁村
大漁
女漁
海保漁村
鴎外漁史
王漁洋
漁師原
川漁
樵漁
漁樵
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