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校舎
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こうしゃ
ふりがな文庫
“
校舎
(
こうしゃ
)” の例文
旧字:
校舍
桜
(
さくら
)
の
幹
(
みき
)
から、
校舎
(
こうしゃ
)
の
窓
(
まど
)
に
張
(
は
)
り
渡
(
わた
)
してある
綱
(
つな
)
には、
無数
(
むすう
)
の
日
(
ひ
)
の
丸
(
まる
)
の
旗
(
はた
)
や、
満洲国
(
まんしゅうこく
)
の
旗
(
はた
)
や、
中華民国
(
ちゅうかみんこく
)
の
旗
(
はた
)
などが、つるしてあった。
汽車は走る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こういって、
外套室
(
がいとうしつ
)
へかけ出した。このとき
小使
(
こづかい
)
がベルのボタンを
押
(
お
)
したので、
味
(
あじ
)
もそっけもない広い
校舎
(
こうしゃ
)
じゅうへ、けたたましいベルの
音
(
おと
)
が
響
(
ひび
)
き渡った。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
光吉
(
こうきち
)
の学校で
拝賀式
(
はいがしき
)
がおこなわれている
時刻
(
じこく
)
に、母は
校舎
(
こうしゃ
)
のすぐうらにある
緑
(
みどり
)
ガ
丘
(
おか
)
の
朝霜
(
あさしも
)
をふんで、そこにたたずんでいた。
窓
(
まど
)
ガラスごしに、
式場
(
しきじょう
)
のありさまを見まもっているのだ。
美しき元旦
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
僕
(
ぼく
)
は、いくたびも、
幼稚園
(
ようちえん
)
の、
小
(
ちい
)
さな
校舎
(
こうしゃ
)
と
桜
(
さくら
)
の
木
(
き
)
をふりかえりながら、
細
(
ほそ
)
い
道
(
みち
)
を
歩
(
ある
)
いて、いつしかそこを
遠
(
とお
)
ざかりました。
だれにも話さなかったこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
校舎
(
こうしゃ
)
の
日蔭
(
ひかげ
)
のところに
立
(
た
)
って、
東
(
あずま
)
が、
一人一人
(
ひとりひとり
)
から
金
(
かね
)
を
受
(
う
)
け
取
(
と
)
っていました。
一人
(
ひとり
)
が、十
銭
(
せん
)
以上
(
いじょう
)
の
寄付
(
きふ
)
をすれば、その
金
(
かね
)
で
求
(
もと
)
めたドッジボールの
遊戯
(
ゆうぎ
)
に
加
(
くわ
)
わることができるのでした。
生きぬく力
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
もう、
校舎
(
こうしゃ
)
の
入
(
い
)
り
口
(
ぐち
)
には、きのう、いっしょに
遊
(
あそ
)
んだ、
子供
(
こども
)
たちが二、三
人
(
にん
)
もかたまって、
僕
(
ぼく
)
のほうを
見
(
み
)
て、なにか
話
(
はな
)
しあって、
笑
(
わら
)
っています。きっと、
弱虫
(
よわむし
)
とでもいっていたのでしょう。
だれにも話さなかったこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“校舎”の意味
《名詞》
校舎(こうしゃ)
(教室棟や体育館など)学校の建物。
(出典:Wiktionary)
“校舎(学校施設)”の解説
学校施設(がっこうしせつ)とは、学校を運営する上で必要となる建築物や設備を備えた施設のこと。学校施設としては、校舎、運動場(屋外運動場=校庭)、体育館(屋内運動場)が挙げられる。
(出典:Wikipedia)
校
常用漢字
小1
部首:⽊
10画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
“校”で始まる語句
校長
校庭
校倉
校尉
校書殿
校訂
校長先生
校合
校舍
校内