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掛
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がゝ
ふりがな文庫
“
掛
(
がゝ
)” の例文
清「
己
(
おれ
)
は今通り
掛
(
がゝ
)
って雨に
遇
(
あ
)
って逃げる処がねえのに、
雷様
(
らいさま
)
が鳴って来たから
魂消
(
たまげ
)
てお
前
(
めえ
)
らが
家
(
うち
)
へ駈込んで、今囲炉裡へ麁朶ア
一燻
(
ひとくべ
)
したゞ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
美術館
(
ピナコテカ
)
では
沢山
(
たくさん
)
あるリユニイの絵を面白いと思つた。ラフワエルの「処女のマリア」は
呼物
(
よびもの
)
であるに
拘
(
かゝは
)
らず芝居
掛
(
がゝ
)
つた有難くない絵であつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
「どうしたつちこともねえがなよ、
俺
(
お
)
らこつちの
方
(
はう
)
通
(
とほ
)
つたもんだから
一寸
(
ちよつくら
)
踏
(
ふ
)
ん
掛
(
がゝ
)
つて
見
(
み
)
た
處
(
ところ
)
さ」おつたは
何
(
なに
)
か
理由
(
わけ
)
の
有相
(
ありさう
)
な
口吻
(
くちつき
)
で
輕
(
かる
)
くいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
さうして
夫等
(
それら
)
の
愛
(
あい
)
に
生
(
い
)
きるものが
重
(
かさ
)
ならない
許
(
ばかり
)
に
隙間
(
すきま
)
なく
清水谷
(
しみづだに
)
から
辨慶橋
(
べんけいばし
)
へ
續
(
つゞ
)
いて、
互
(
たがひ
)
に
睦
(
むつ
)
まじく
浮
(
うい
)
てゐると、
通
(
とほ
)
り
掛
(
がゝ
)
りの
小僧
(
こぞう
)
だの
閑人
(
ひまじん
)
が、
石
(
いし
)
を
打
(
う
)
ち
付
(
つ
)
けて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“掛”を含む語句
引掛
掛合
突掛
仕掛
乗掛
心掛
追掛
倚掛
前掛
願掛
肩掛
行掛
卓子掛
出掛
腰掛
手掛
凭掛
立掛
掛茶屋
差掛
...