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手振
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てぶ
ふりがな文庫
“
手振
(
てぶ
)” の例文
たいへん
朗
(
ほが
)
らかな、
可愛
(
かわい
)
い娘さん達なので、喜んで、一緒に写真をとったり
名刺
(
めいし
)
を
貰
(
もら
)
ったり、
手振
(
てぶ
)
り身振りで会話をしたりしました。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
朝倉夫人は、
手振
(
てぶ
)
りのあい間あい間に、おりおり塾生たちを手まねきしては、踊りの輪に加わらせようとした。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
うしろの
土手
(
どて
)
の
自然生
(
しぜんばへ
)
を
弟
(
おとゝ
)
の
亥之
(
いの
)
が
折
(
をつ
)
て
來
(
き
)
て、
瓶
(
びん
)
にさしたる
薄
(
すゝき
)
の
穗
(
ほ
)
の
招
(
まね
)
く
手振
(
てぶ
)
りも
哀
(
あは
)
れなる
夜
(
よ
)
なり。
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
手振
(
てぶ
)
りまでまじえての
土平
(
どへい
)
の
唄
(
うた
)
は、
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
が
冴
(
さ
)
えるにつれて、
愈
(
いよいよ
)
益々
(
ますます
)
面白
(
おもしろ
)
く、
子供
(
こども
)
ばかりか、ぐるりと
周囲
(
しゅうい
)
に
垣
(
かき
)
を
作
(
つく
)
った
大方
(
おおかた
)
は、
通
(
とお
)
りがかりの、
大人
(
おとな
)
の
見物
(
けんぶつ
)
で一
杯
(
ぱい
)
であった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
そうすると分布はどこまで及んでいるとするか。名がまず消え失せて感覚はなお残り、
手振
(
てぶ
)
り歌言葉の
端々
(
はしばし
)
が、古い姿を
留
(
とど
)
めているという例が、是からも少しずつ集まってくるのではないか。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
お
召物
(
めしもの
)
が
濡
(
ぬ
)
れますと
言
(
い
)
ふを、いゝさ
先
(
まづ
)
させて
見
(
み
)
てくれとて
氷嚢
(
こほりぶくろ
)
の
口
(
くち
)
を
開
(
ひら
)
いて
水
(
みづ
)
を
搾
(
しぼ
)
り
出
(
だ
)
す
手振
(
てぶ
)
りの
無器用
(
ぶきよう
)
さ、
雪
(
ゆき
)
や
少
(
すこ
)
しはお
解
(
わか
)
りか、
兄樣
(
にいさん
)
が
頭
(
つむり
)
を
冷
(
ひや
)
して
下
(
くだ
)
さるのですよとて
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
中には朝倉夫人のしなやかな
手振
(
てぶ
)
りに最初から最後までうっとりと見ほれているものもあった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“手振”で始まる語句
手振編笠