“慧:さと” の例文
“慧:さと”を含む作品の著者(上位)作品数
北原白秋2
南方熊楠2
太宰治1
山崎富栄1
岡本かの子1
“慧:さと”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]6.7%
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しかも、女神のさとさと敏感さは年経る毎に加わるらしく、天象歳時の変異を逸早く丘麓の住民たちに予知さすことに長けて来た。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
この故に、蛇の如くさとく、はとの如く素直なれ、人々に心せよ、それは汝らを衆議所にわたし、会堂にてむちうたん。
はとのごとく素直すなおに、へびのごとくさとく、私は、私の恋をしとげたいと思います。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
けれども、けさ、はとのごとく素直すなおに、へびのごとくさとかれ、というイエスの言葉をふと思い出し、奇妙に元気が出て、お手紙を差し上げる事にしました。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
一番番頭の總吉、利にさといのを看板にしてゐるやうな、非凡の愛嬌者でした。
真闇まやみにはまぎらふ光あらなくにまなぶたさとしにほひのみして
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
昆布こぶ食みてさとき鼠か長き尾の乱り走りぬ波裂くるとき
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
二度は八百疋捉えたの千疋取れたのと誇大の報告を聞いたが、雀の方がよほど県郡の知事や俗吏よりさとくたちまち散兵線を張って食い荒らし居る、それと同時に英国では鳥類保護の声さかんに
“蛇の如くさとく、はとの如く素直なれ”
そのこころさへさとからむ
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
いわく、太古ノア巨船アルクに乗って洪水を免るるを、何がな災を好む天魔、きりを創製して船側を穿ち水浸りとなる、船中の輩急いで汲み出せども及ばず、上帝これを救わんとて、蛇に黠智かっちを授けたから、『聖書』に蛇のごとくさとしといったのじゃ。