“直治”の読み方と例文
読み方割合
なおじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟の直治なおじがいつか、お酒を飲みながら、姉の私に向ってこう言った事がある。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
けれども、けさ、はとのごとく素直すなおに、へびのごとくさとかれ、というイエスの言葉をふと思い出し、奇妙に元気が出て、お手紙を差し上げる事にしました。直治なおじの姉でございます。お忘れかしら。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
実はね、直治なおじは、生きているのです
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)